尾平泰一の名言 一覧

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尾平泰一のプロフィール

尾平泰一、おひら・やすかず。日本の経営者。カシオヒューマンシステムズ社長。カシオ計算機の営業部門、電算部門で実務経験を積んだのち、法人向けモバイルソリューションの企画に携わったことをきっかけに、カシオとドコモの合弁会社で電子決済サービスのCXDネクスト社長に就任。その後、人材活用システムのカシオヒューマンシステムズ社長に就任。

意思決定をすること。これが一番重要です。さらにその決定した方針を社員に示し、組織に浸透させることも重要です。


システムを万能選手みたいにとらえるのは危険です。あくまで意思決定をするのは経営者です。


部門長への昇進・昇格などの際も、客観性のある人物評価ではなく、経営トップの経験と勘で任命しているケースがあると思います。もちろん、経営者の眼力はあるでしょう。しかし、これだけ企業間の提携や買収・合併が常態化し、トップが事業のすべてを掌握することが難しくなってきたいま、客観的なツールが必要になってきます。


人と組織の見える化では時間軸の視点も重要です。人材も組織も、時間とともに変化します。入社時と幹部昇格時とでは、人は違う成長をしてきているはずです。新たな結びつき、組織の組み替えをするには、継続的かつ客観的に、潜在的な人物評価をする仕組みが必要です。


まだまだ競争優位の源泉を製品・サービスの差別化に置く企業が多いですが、中には人材、組織など「仕組みの差別化」に取り組んでいる企業もあります。そこでの意思決定の支援を、ITで実現することが私たちのミッションだと考えています。


組織の温度を上げるには、人と人とのつながりが重要です。つながることで私も会社も温度を上げていきます。


野球もエースだけではチームになりません。さらに選手と監督では求められる要素が違います。私は本田宗一郎氏もよく使われた「得手に帆をあげて」という言葉が好きで、個々人の得手(強み)を見出して活躍の場を与えるのが要諦と考えています。


人材・組織戦略については、社員の潜在能力を人事部門が見分けることができない問題もあります。それで人材が社内にいないからと、外から引っ張ってきて失敗するのです。やはり社内で継承されてきたノウハウやDNAは重要です。それを教え込みながら明示化し、多様な事業モデルに対応できるようにしていく必要があります。


多くの企業で中長期視点での人材戦略がなかったせいか、次代を担う人材の弱さが露呈し、それが世代交代のなかで新たな課題としていまクローズアップされています。経営者の方々とお話しすると、皆さんその点を非常に危惧しているようです。


最近、全員力経営が注目されています。これも部門が総がかりでないと成長できないという苦しい現状を反映しています。また、国内外に多様なプレイヤーがあらわれ、部門単位でも外のつながりが以前よりはるかに求められる時代となってきました。


近年は、グローバル化の進展やネットワークの進化で、事業の幅が広がり、いままでよりも多くのプレイヤーが参入してきています。経営トップが事業のすべてを掌握することが難しくなってきました。そこで求められているのが、部門ごとの迅速な対応能力です。今後はミドル層(中間管理職)の人材を強化しないと、成長を継続していくのは難しいと見ています。


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