小西國義の名言 一覧

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小西國義のプロフィール

小西國義、こにし・くによし。ヘアカット専門店大手のQBハウスを展開するキュービーネット株式会社の創業者。東京都出身。青山学院大学卒業後、昭和電工、総合商社勤務を経て、医療関連ビジネスを創業。営業で全国を飛び回る中で10分1000円のヘアカット専門店というビジネスを思いつき、QBハウスを創業。海外にも店舗を持つ企業へと育て上げた。ニュービジネス大賞通商産業大臣賞受賞。同社のユニークなビジネス戦略は世界的ベストセラー「ブルー・オーシャン戦略」や、世界的経営大学院INSEADのMBAコースにてモデルケースとして紹介されている。

理容師でも美容師でもない私がこの事業を始めたのは、理容店で余計な時間を費やすのが嫌だったからです。私と同じ考えの方は幸いにして大勢いるようです。


私は業界のルールに縛られることなく、むしろ人がやることと正反対のことばかりやってきました。サービス内容も、料金体系も、FC展開も、すべて業界の常識に反することです。


当初、主たるターゲットはサラリーマンと考えていました。しかし、商業施設などに出した店では、いまや女性客の方がはるかに多い。塾など教育施設の近くにある店では、子供たちが友人と連れ立って来店する姿が目立ちます。サラリーマンだけにとどまらず、これだけ客層が広がったのは、まさに嬉しい誤算です。


我々はお客様に新たな選択肢を提供しただけなのに、世の中にはそれを面白くないと感じている人がいるようです。正体不明の人物から、深夜に脅迫電話がかかってきたり、お店のシャッターの鍵穴に接着剤を入れられたりしたこともありました。それでも、ここまで来られたのは、お客様の支持があったからです。消費者が我々のビジネスの法律です。


様々な抵抗にも遭遇しました。最近も、業界団体が地方議員の一部を動かし、我々が出店しにくくなるような法の運用を行政当局に求める動きが見られます。しかし、誰が得するのか、誰が損するのかと考えていけば、理美容院店が取るべき立場は明らかです。店の都合でお客様に不都合をもたらすべきではありません。


直営店店長からFC店オーナーに独立した人の年齢は26から30歳。店長として優秀な成績を上げていた人ばかりです。ところが、独立してオーナーになった途端、その店の業績はさらにもう一段の伸びを見せるんです。オーナーになると、お辞儀の仕方ひとつ取っても違ってくる。閉店間際にお客様が入ってきても、嫌がるどころか、むしろ喜ぶ。そこにサラリーマンには越えられない壁があります。やる気のある若いオーナーが何百人も誕生すれば、業界内でも一つの大きな流れになるでしょう。


当社では、お客様の要請に応えていくため、1000店出店計画を実施中です。その軸となるのが、のれん分け方式で独立したFC(フランチャイズチェーン)店のオーナーです。これまでは理容師や美容師の免許を取っても、自分の店を持つのは夢のまた夢とされてきました。それを覆すのが当社の独立制度です。直営店の店長から希望者を募り、すでに39人がビジネスパートナーとしてオーナーになっています。


どんな人間にも平等に与えられているものといえば時間です。1日は24時間。これは誰にとっても同じです。貴重な時間を節約したいと考える方は、QBハウスにお見えになる。時間をかけてサービスをしてもらいたい方は、従来型の理美容店に行く。ですから、私はQBハウスを時間節約産業と位置付けています。


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