小林庄一郎の名言 一覧

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小林庄一郎のプロフィール

小林庄一郎、こばやし・しょういちろう。関西電力会長。満州生まれ。東大経済学部卒業後、関西配電に入社。吸収合併により関西電力に引き継ぎ入社。常務、専務、副社長を経て社長へ。電力業界で初めてTQC(全社的品質管理)を導入。品質管理の進歩に貢献した人物に贈られるデミング賞受賞。電気事業連合会会長、関西経済連合会副会長なども務めた

自分でも運に恵まれていることは認めている。しかし、運は一人で占めるべきものではありません。また一人の努力のみによって開けるものでもありません。禍福はあざなえる縄のごとくやってくるものです。だから私は自戒の意味を込めて、座右の銘を仏果禅師の「福受けつくすべからず」としているのです。


思えば、私のこれまでの人生は、先輩、同輩そして社員とたくさんの人たちの協力援助によって支えられてきました。満州に生まれ育ち、戦時中は学徒動員で海軍予備少尉として駆逐艦に登場、呉軍港で大爆撃を受けて多くの艦艇が沈んだ時も、九死に一生を得た。幸運に恵まれていたのです。


スパルタ教育で知られる旅順高校の合宿生活で学んだものの中で、後年私に一番役立ったことは、集団生活での互いの助け合いと、忍耐心を養ったことです。一人っ子でわがままいっぱいに育ってきた私が、合宿生活では他人の歯ブラシを使ったり、終わり湯の汚れた風呂にも平気で入れるようになったのは、集団生活の中では個人のわがままは全く通用しないことを悟ったからです。関西電力で労務担当として組合との折衝に当たった時など、この時代に身についた忍耐心が大いに役立ったものです。


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