小川賢太郎の名言 一覧

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小川賢太郎のプロフィール

小川賢太郎、おがわ・けんたろう。日本の経営者。すき屋などを展開するゼンショーの創業者。東京都出身。東京大学に進学するも、全共闘運動に関わり中退。その後、吉野家に入社。吉野家の倒産などをきっかけに独立し、ゼンショーを創業。ランチボックス(弁当店)、すき家などを開業。その後、M&Aで外食チェーンを次々と傘下に収め、同社を急成長させた。ゼンショーの名は『全勝』『善意の商売』『禅の心で商売を行う』に由来。

人間産業であるサービス・流通業にとって、今後はES(従業員満足)が大きな指標になっていく。


企業経営は生ものなので、どの会社でも問題はある。それをどうやって速やかに解決しながら成長につなげていくかということがトップの仕事だ。


今、改革をやらないと成長がおぼつかないし、ゼンショーは脱皮する時期にきている。


最近、子育てにおける父親の役割が語られることが多いが、私は父親と母親の役割は違うと考えている。父親は、子供が転んだら「もたもたするな!」と叱るのが役目だ。いずれ子供は社会と対峙し、生き抜いていかなければならないのだから、どうすれば転ばないのか、生きるための闘いの術や知恵を耐えるのが父親である。


そもそも、父親と母親が同じ考え方では子供は育たない。「お父さんはこう思う」「お母さんはこう思う」と語りかけるから、子供も「じゃあ僕はどう考えればいいの」と考えるようになる。


大事なことは、子供が悔いのない人生を送ることだ。いつの時代でも「最近の若い者は……」と大人は言ってきたが、親の望むとおりに生きる子供はいない。私は自分の意志で東大を中退した。大学を卒業したほうが親孝行にはなっただろう。中退後10年ほどは、「もう一回、東大を受験しよう」と思い悩む苦しい夢を見続けた。それでも自分の意志を貫いてよかったと思い、後悔はしていない。


親たちの勝手な理屈や価値観によってではなく、本人が「将来これをやりたいから絶対にこの学校に行きたい」といった強烈な自己実現の欲望を持たない限り、受験などさせるべきではない。


日本の子供たちはいま、安全で、飢えることなく、様々な生き方を選択できる豊かで恵まれた環境下にある。しかし半面、満ち足りたことで、子供たちには自ら生きようとする切実さが希薄になった。「生きたい!」という痛切な欲望の枯渇は、文明国、とくに日本の子供にとっては最も不幸な環境だと認識する必要があると私は思う。


第三者委員会に調査をお願いすると決めた時に、厳しい内容のものが出てくると覚悟した。当然、報告書を公開した後のメディアの反応も予想していたし、「炎上」するだろうとも思っていた。だが、やっぱり全従業員を変えるためには必要なうプロセスとの判断だ。


トップが変えようと言っても、社員の意識は変わらなかった。内部からでも変えられるかもしれないが、10年はかかる。そう考えて第三者委員会に調査をお願いした。


世間では私に権限が集中し過ぎていると批判されているが、逆に分権化し過ぎた面もある。例えば、問題が起きても各エリアを統括する担当者は、経営者として振る舞ってしまう。すべて自分で解決しようと抱え込むため、役員まで情報が上がってこなかった。今回の問題を受けて、すき家を全国7つの地域ごとに分社化することを決めた。


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