小川善美の名言 一覧

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小川善美のプロフィール

小川善美、おがわ・よしみ。モバイル向け情報サービス会社の株式会社インデックス社長。一橋大学法学部卒業後、日商岩井に入社。ニフティサーブ担当者としてデジタルコンテンツサービスの実務を経験。株式会社インデックス創業メンバーの一人。副社長を経て社長へ。上場企業最年少女性社長になる。日経WOMANのウーマン・オブ・ザ・イヤー受賞

M&Aをするにあたっては、まず自分たちの事業ドメイン(領域)に合う会社であることが前提です。もちろん、財務内容やその会社が属する産業の中でのポジショニングなどを考慮しますが、選択の最大のポイントは、その会社の経営者の方ですね。その会社の産業内容について私たちは詳しく知りません。ですから、その人が自分の会社の仕事に関する知識があって、なおかつ経営者としてリーダーシップを張れる人なのかどうかというところで判断します。


通販専業者はすでに紙メディアやテレビショッピングといったロジスティック(物流システム)のノウハウを持っています。それに対抗するには、インターネットや携帯になんとなくお店を開いて商品を並べれば売れるというわけにはいきません。


ベンチャーといえば聞こえはいいですが、中小企業ですから、自分たちで大きな広告宣伝をしたり、投資するというのは難しいですよね。でも、その部分はパートナーである通信事業者がやってくれて、自分たちはユーザーが喜ぶようなコンテンツ作りに専念していけば、結局レベニューシェア(※)という形で自分たちにも収益が入ってくる。そこがこのビジネスモデルの素晴らしいところだと思います。【覚書|※レベニュー・シェアとは、パートナーとして提携しリスクを共有しながら、相互の協力で生み出した利益をあらかじめ決めておいた配分率でシェアすること。】


これから携帯ビジネスで起業する方が、既存の顧客を持っている場合、たとえば、すでに自分でお店をやっていて、さらに携帯でも買い物ができるようにするというのであれば、おそらく簡単に売れるようになるのではないでしょうか。まったくのゼロからということになると、いまでも口コミだけでユーザー獲得ができないわけではありませんが、以前に比べれば知恵と資金が必要になってくると思います。


健全に会社を回していくという、それに尽きるんです。思わぬ事態が思わぬタイミングで発生したりする中で、どうやったら少しでも会社を長く継続できるかを考えること。社員にとっては、安定した環境の中で面白い仕事ができたり、自分の成果に合わせてきちんとお給料が上がるということが一番だと思うんです。ですから、それをまずちゃんとできるようにしていかなくちゃいけない。今はそれが最大のリーダーシップなんじゃないかと思います。


女性だからこそ、いろんな選択肢の中から選ぶ自由を持っていると思うんです。今の日本は超少子化国といわれているくらいですから、結婚して子供を産み、次世代を育てるというのも本当に重要な仕事だと思うんです。それに使命を感じる方は、もっともっとプライドを持ってやってもらいたいですし、逆に仕事で頑張るのも一つだと思います。この時代にこの国に生まれたメリットを活かして自分の進路を考えてみるといいのではないでしょうか。


私が今まで見てきたことから考えると、諦めない人には必ずいいことがあります。もちろん、経営者として引き際が肝心な部分もありますが、どうやって生きながらえるかという部分もありますから、生きながらえてさえいれば、チャンスは必ず巡ってくるんです。


M&Aにあたって、なぜその会社を売りたいのか、出資をしてもらいたいのかというところで、そこかに自分が楽になろうとか、個人的なメリットを得ようと思っている匂いが感じられる人は望ましくありません。


もし自分でビジネスを起こしてみたいなら、まずは第一歩を踏み出すことです。失敗しても、命を失うわけではありません。失敗を怖れずに、まずチャレンジすることが、結果的には成功への第一歩だと思います。踏み出さないことには何も始まりません。


逆風の中をなんとか耐え忍ぶと、結果的に競合企業がなくなっていくんです。3から4社くらい似たような会社があったのに、その会社だけが残ったという感じで。ここへ来てそういう会社がチャンスを得ているのを見ると、賢く立ち回るのも一つだし、泥臭くやるのも一つなんだなって勉強になりますね。


アイデアってある意味では誰でも思いつけると思うんです。それを実現化するところで、もうひとひねりだったり、行動力だったり、技術力だったり、いろんな要素が必要なんだと思います。


今のようにモノがあふれている世の中では、きちんとお客様に価値を提供できるところだけが生き残っていけるわけです。そのためには、ロジスティック(物流システム)や決済などをどれだけ洗練化してコストを下げていけるかにかかってくると思います。


私たちでいえば、携帯だけでモノを売っていくという発想ではなくて、雑誌やテレビなどと組み合わせて売るというのが一つの作戦ですね。また、これからは携帯に限らないと思うんですが、最後は通販としての努力をどれだけできるか。つまり、コストとの戦いだと思います。


iモードのスタートから三年くらいは「iモードの公式サイトになる=マーケティング完了」といっても過言ではない状況でした。ユーザーの獲得は、通信事業者が行ってくれますから、自分たちのマーケティングはとくに必要ではなかったんです。メニューのところまでくれば他社との競争はありましたが、当時はiモードのコンテンツ自体が少なかったので、自分たちが良いサービスを提供してさえいればユーザーが自然についてくるという非常に恵まれたありがたいビジネスモデルでした。現在、iモード全体のアクセスの半分以上が公式サイトではないところに集まっています。最初のころのように、公式サイトにならないとビジネスにならないといった状況ではないと思います。


創業期には事業アイデアや営業力など、プレイングマネジャーみたいなところが必要なので、そういう資質のある人は、そのステージの会社に望ましいと言えるでしょう。また、ある程度会社も事業も形ができてきて、社員数も増えてくると、今度はその人間たちを組織としてマネージメントして動かしていくという、また別の資質も必要になってくると思います。


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