小寺圭の名言 一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加

小寺圭のプロフィール

小寺圭、こでら・けい。日本の経営者。おもちゃ小売の日本トイザらス社長・会長。東京出身。東京外国語大学卒業後、大阪の材木商社「南印貿易」、ゼネラルモーターズ・ディストリビューション・コーポレーションを経てソニーに入社。海外営業本部中近東アフリカ部長、ソニー・アジア・マーケティング・カンパニー(シンガポール)社長、ソニー本社海外営業本部長、ソニー・ヨーロッパ・コンシューマー・マーケティング・グループプレジデント、ソニーマーケティング株式会社社長、ソニー・チャイナ・インク会長などを経て、日本トイザらスに移り社長兼会長を務めた。

一番いけないのは「逃げる」ことで、これではその人自身、成長は見込めません。


ビジネスは基本的に現場で学ぶものです。学校ですべて学べるなら、大学やビジネススクールの先生が企業家になったら、その企業はみんなエクセレント・カンパニーになる。でも現実には、そんなことはありません。やはり、現場が何よりの学びの場です。


営業職ならマーケットの現場や最前線、技術職なら工場のラインに身を置かないと、ビジネススキルの基礎となる地力は決してつきません。


失敗しても失敗を楽しんでしまえばいいのです。そして、悔しさをバネにして、また挑戦する。その繰り返しですよ。私は仕事は基本的に、いつもゲーム感覚で取り組んでいます。そのゲームは、楽しむというより、勝つためにやっています。


「鈍感力」も重要な能力です。ビジネスに壁や摩擦はつきもの。そうしたとき、落ち込んだり傷ついたりせずに、うまい具合にやりすごせる人は、企業にとっても頼もしい。もちろん、シャープな視点や行動力を備えているうえでの鈍感力ですが。


何かしらの事態にぶつかったときの対応力を養うには、やはり現場で場数を踏むしかないでしょう。もっといえば、修羅場に何回出合うか。その際には、とにかく逃げずに向き合うことです。


何かしらの事態にぶつかったときは、面と向かってやり合うだけが望ましい方法ではありません。状況によっては、かわしてもいいし、すり抜けてもいい。あるいは、相手を包み込んでしまってもいい。とにかく、何らかの対応を取れることが重要です。


仕事上で何かの摩擦が起きた際、それにいかに対応できるかが重要です。とえば、上司とぶつかる、得意先ともめる、予定どおりに仕事が進まない、トラブルが発生する……そうしたときに、冷静かつ適切に対応できるか。この対応力をもっている人は、即戦力になりうるし、企業にとってほしい人材でもあります。


若いころは、単純にマーケットでトップを取りたいと思っていました。毎月毎月あがってくるデータをみながら、今月はダメだった、今月はよかったと、一喜一憂する。あるいは、自分が扱いたい商品を事業部を説得してつくらせるとか、そうしたことすべてをゲーム感覚で楽しんでいました。


とっておきのストレス解消法は、鈍感力を身につけることでしょうか。ときにはバカになってみる。つらいときは、月曜日でも金曜日の夜だと思うこともお勧めです。


私の若いころは、鬼課長と呼ばれた上司の下で10年働いたこともあって、毎日が修羅場のようでした。とくに中近東に駐在していたときは、代理店契約を続けるか打ち切るかといった判断もせざるを得ず、それこそ、一歩間違えば大叱責を受けかねないような状況で仕事をしていました。ゲームにたとえれば、文字どおりサバイバル・ゲームの日々。それだけ際どい状況に身を置くと、いろいろ考えるようになります。


机上の勉強よりも、現場での経験を積み上げることでスペシャリストを目指す方がずっと有益だと思います。私自身、ハーバードなどのビジネススクールに通ったことがありますが、得ることはほとんどなかった。逆に、私たちの方が先生方からビジネスの現状を聞かれました。私も時々聞かれましたが、先生よりも生徒が語る話の方がずっと面白かったですね。


スペシャリストになるための努力は2種類あります。ひとつは勉強。もうひとつは現場経験。私としては後者を勧めます。


私の若いころは、いわばモーレツ社員の時代で、段階的にキャリアアップをするという発想はなかったですね。そうしたことを考える暇もなく、仕事に追われる毎日で、それに応えるだけで精一杯でした。会社から要求される仕事のレベルも高く、上司も非常に厳しかった。それこそ、いまならパワハラになるようなことも日常茶飯事でした。


即戦力になる人材を見分けるコツのひとつは、強い領域、得意な領域を持っているかどうかが重要です。いわゆるゼネラリストはあまり評価できません。人は大方、会社に入ったときはゼネラリストですよね。しかし、3年、4年……と企業に身を置くなかで、徐々にそれぞれ自分の得意な分野をもつようになります。そうしたなかで、どれだけスペシャリストになれるかがとても重要で、これは大きな分かれ道になる。とりわけ30代は、いかにスペシャリストとしての自分を確立するかが問われます。


人名ランダムピックアップ


経営・ビジネス・投資・仕事・お金・経済的な分野で成功を収めた人たちの名言を収録しています。

ページの先頭へ