寺内大吉(成田有恒)の名言 一覧

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寺内大吉(成田有恒)のプロフィール

寺内大吉、てらうち・だいきち。日本の作家、スポーツライター、浄土宗の僧侶(僧侶時は成田有恒の名で活動)。直木賞作家、増上寺第87代法主。東京出身。大正大学宗教学部卒業後、生家である大吉寺の住職となる。大学在学中から執筆活動を行い、住職の仕事をこなしつつ小説を書く。「逢春門」でサンデー毎日大衆文芸賞、「黒い旅路」でオール讀物新人賞受賞、「はぐれ念仏」で直木賞受賞。僧侶としても活躍し、浄土宗宗務総長などを務めた。

みなさんの中には、学校を出て会社一筋という人も多いでしょう。ある方が「人間は何かひとつ道楽を持つべきだ。何の道楽でもいいが、いつでもやめられる道楽じゃなければダメ」と言っておられましたが、その通りだと思います。道楽という塩があれば人生の味わいも豊かになるはずです。


私自身、僧侶と作家という二つの世界を持っています。もともと寺に生まれたので、いつか寺を継がなければなりませんでした。しかし、これからの坊さんはどこか一芸に秀でていないといけないという考えが強くあったんです。そこで、自分が一番好きだった小説の世界に入りました。小説では直木賞も受賞しましたが、それ以外に競輪の解説なんてのもやりました。すると、ギャンブルに狂って苦しんでいる人の気持ちもわかります。宗教というのはそういう人の心もわからないといけないんです。


給料のことを「サラリー」と言いますが、この言葉はラテン語で「塩」を意味し、ローマ軍の兵隊に俸給として塩が支給されていたことが語源になっています。給料も調味料の一つだと思えば、多いも少ないも気にならなくなります。塩というのはごちそうを引き立てるけれど、そのまま食べても塩辛いだけ。あくまで調味料でしかありません。サラリーも人生を引き立てる塩だと考えたらどうでしょう。


人間の欲望にはきりがありません。みなさんも、お金を儲けたいとか、出世したいとか、様々な欲望があるはずです。人間だから欲望があるのは当然で、無理に捨て去る必要はありません。しかし、欲望に執着してしまうと心を滅ぼしてしまうのです。では、どうするか。たとえばお金を儲けたいというときに、自分だけ儲けるのはなしに、皆で豊かになろうと考えたらどうでしょう。それだけで、独りよがりの欲望ではなくなるんです。


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