宮原賢次の名言 一覧

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宮原賢次のプロフィール

宮原賢次、みやはら・けんじ。日本の経営者。第7代住友商事社長・会長。京都出身。京都大学法学部卒業後、住友商事に入社。鋼管貿易第一課長、同第二部長、取締役、鉄鋼貿易本部副本部長、常務、米国住友商事社長、本社専務を経て社長・会長。そのほか、日本電気(NEC)取締役、経団連副会長、日立製作所社外取締役、社団法人日本貿易会会長、日本機械輸出組合理事長、財団法人国際民商事法センター会長などを務めた経営者。

儲かればいいんだといった浮ついた雰囲気は、いまの住友商事にはまったくありません。派手さがなくてもいいんです。ひとつひとつの仕事をきっちり仕上げ、お客様と会社の信用を得て、確実に前に進んでいければ。


(3000億円の損失を出した元社員の不正)事件処理の過程で心強かったのは、社内がこの困難に立ち向かう気持ちで、常に一つにまとまっていたことでした。危機意識を全社で共有した結果、社長在任の後半には社内の構造改革や意識改革が一気に進み、当社はかなりの健康体に回復しました。


ビジネスのリスクやリターンを数値として把握し、資産を順次より優良なものに入れ替えていく住友商事の新しいビジネスの手法は、信を重んじ、確実を旨とする事業精神が再び浸透したことの表れと言ってよいでしょう。


住友グループには、住友家の家訓をベースに400年続いた「住友の事業精神」というものがあります。「信を重んじ、確実を旨とする」がエッセンスです。それを、これを、(元社員が)こともあろうに簿外取引などという行為で汚してしまった。悔しかったですよ。社員との対話集会でも「いま一度、住友事業精神の原点に戻ってくれ」と口酸っぱくして言いました。


私は通算で10年近く米国に駐在し、90年から93年までは米国法人の社長を務めました。役員の中では米国社会を最も理解している一人であるという自負もありました。だから、新米社長として事件処理に直面したとき、「自分がやらねば誰がやるのか。これは巡り合わせだ」と、あえて自分を奮い立たせました。
【覚書き|元社員による米国での銅の簿外取引で3000億円の損失を出した問題が、社長内定後に発覚したときを振り返っての発言】


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