孫崎享の名言 一覧

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孫崎享のプロフィール

孫崎享、まごさき・うける。日本の外交官、評論家。満州国奉天省鞍山市出身。東京大学法学部を中退し、外務省に入省。英国陸軍学校ロシア語学科で学んだのち、在ソビエト連邦大使館外交官補、外務省欧亜局東欧課首席事務官、在イギリス大使館一等書記官、アジア局地域政策課首席事務官、官房総務企画官、調査部分析課長、在アメリカ大使館参事官、在カナダ大使館公使、駐ウズベキスタン大使、駐イラン大使、防衛大学教授、山梨学院大学客員教授などを務めた。

相手に期待どおりに動いてもらうには、まずこちらから相手の期待を叶える必要がある。外交でも普段の入づき合いでも、その要諦は変わりません。


「自分のブランドを確立する」というと大げさに聞こえるかもしれませんが、「あいつはどんな仕事にも手を抜かない」という評判を自分で作り出すことは、仕事をするうえでとても大切なことだと思います。


30代になると、それなりの経験と力が身についてきて、「自分がこんなポジションにいるのはおかしい」「もっとふさわしい仕事があるはずだ」と考えたくなることもあるでしょう。でもそんなときこそ、好機と心得るべきです。世の中には、自分の望みどおりの仕事に就けないと、力を出し惜しみする人がとても多い。一方で、仕事を選り好みせずに期待以上の働きをする人は少ないですから、努力の何倍も評価されるのです。


たいしたことはないだろうと手を抜くと、それがほんの少しのマイナスであっても、相手はこちらが思う以上にがっかりするものです。


仕事をするうえでいつも意識してきたことがあります。それは「相手の期待値を一歩上回る」ということ。他国の外交官でも自分の上司でも、仕事で接する相手はこちらに何らかの期待をもっています。その内容を察知し、可能な範囲で、期待以上のものを提供するよう心がけてきました。といっても、大サービスする必要はありません。普通のレベルの5%増しぐらいでいい。たったそれだけでも期待値を上回れば、相手は非常に喜びます。


官僚時代、ある上司から「自分の好むことばかりやっていてはいけない。むしろ、気の進まない仕事に進んで取り組んだほうがいい」と諭されました。自分が好むことというのは、すでに自分ができることです。一方、気が進まない仕事というのは、未知のものであることが多い。できることばかりやっていて新しいことに挑戦をしなければ、自分の幅が広がらないのはいうまでもありません。以来、未経験の仕事に取り組む大変さを、自分の成長の証だと感じられるようになりました。


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