奥脇洋子の名言 一覧

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奥脇洋子のプロフィール

奥脇洋子、おくわき・ようこ。日本のマナー・コンサルタント。青山学院大学英米文学科卒業後、山梨放送アナウンサーを経て、コミュニケーション・アーツ・アカデミーを設立。マナーやコミュニケーションについて教えている。著書に『誤解されない口のきき方』『雑談力講座』ほか。

雑談は人と人との心をつなぐ潤滑油のようなものです。雑談がイキイキすれば、商談もスムーズに運びます。


人は「いま」が一番大切です。加えて「したいこと、好きなこと」を尋ねるのも、話を盛り上げるのに効果的です。誰でも自分が関心のあること、好きなことについては楽しく話すことができます。


会話の話題が見つからないとき、話のきっかけを見つける呪文をご紹介します。「木戸にたてかけし衣食住」。これは次のような言葉の頭文字をとったものです。(き)季節、(ど)道楽・趣味、(に)ニュース、(た)旅、(て)天気、(か)家庭・家族、(け)健康、(し)仕事、(衣食住)衣食住に関する話題。これらを覚えておけば、すぐに話のネタ探しに役立ちます。


話し上手になるためには、レポーターになったつもりで、人の話をたくさん聞いて情報を増やし、それを別のところで披露する感覚を持ちましょう。ただ、会話には踏み込まない方がいいタブーもあります。一般的に学歴、財産、容姿、病気、相手の癖などの話題は、相手をよく知らないうちは、あまり踏み込むべきではありません。


自分自身が実際に体験した話題は、何よりもインパクトがあります。アナウンサー時代の私は、知りたいことをいつも取材していました。直接現場で見つけてくる一次情報は、とくに価値があるスクープです。いつも面白いことはないかと探し回り、話の材料をストックするのです。


会話のシチュエーションも意外と大切です。たとえば、歩きながらやお茶を飲みながらだと、くだけた話題でリラックスして雑談ができます。しかし、周囲で誰が聞いているかわからないような場所では、たとえ「どうぞ気楽に」などと言われても、ラフな会話はできません。


笑顔が少ない、うなずきが少ない、相づちが足りない……、こういう人と話すと、会話はなかなか盛り上がりませんが、実際には相手は別につまらないと思っていないことが多いのです。ですから、言葉の返しが弱いと感じた相手に対しては、相手から引き出すように言葉をかけるとよいでしょう。相手から「はい」と「いいえ」ではなく、具体的な答えが返ってくるように言葉をかけることが大切です。


いまはメールの時代だけに、じかに人と話すことは「生きた言葉」を身につける絶好の機会です。話すことから生まれる気づきや知恵、喜びや活力、そういうことがコミュニケーションのもたらす楽しみであり価値なのです。


雑談で話題が見つからないといっても、毎日生活をしている以上は何かあるはずです。ひとつのヒントとして「最近の」話題があります。会話のきっかけとして、「最近、いかがですか」などと質問をすることがあります。この「最近」という言葉は、どんな質問にも魅力をプラスしてくれる不思議な言葉です。「健康法、何かありますか」と聞くよりも、「最近、どんな健康法をなさっていますか」と聞かれると、答えも弾んできます。


博学多才でもない限り、すべての人の話題にそつなくついていくことは不可能なことです。しかし、門外漢だからといってつまらなそうな表情を示せば、ますます会話は硬直してしまいます。そんなときは、とにかく「へえー、そうなんですか」というふうに、相手の話題に関心を示しながら聞き役に徹する。あるいは相手が不快に感じない程度にちょっと首を傾けながら、「それはどういう意味だろう」というメッセージをボディーランゲージで送りながら聞くことで、相手が立ち止って話の流れを変えるきっかけをつくるとよいでしょう。


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