奈良雅弘の名言 一覧

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奈良雅弘のプロフィール

奈良雅弘、なら・まさひろ。日本のビジネスコンサルタント。山梨県出身。東京大学文学部国語国文学科卒業後、広告代理店の旭通信社(のちのアサツー・デイ・ケイ)、産能大学経営開発研究所で研究員、人材開発・組織革新に関するコンサルティング会社ソシオテック研究所などで活動。その後、人材開発に関するプログラムを多数開発。国内大手企業、人材教育会社などにプログラムを提供している。

不安を覚えるたびにリスクを洗い出し、対策を考えることを繰り返し、不安を軽減し続けていけば、最後には必ずや実行したい気持ちが不安を上回ることになります。勇気とは、考え抜く力の別名なのです。


悩まない人生などありません。あったとしてもおそらく豊かなものではないでしょう。人は悩むことを通じて知恵を獲得し、成長していくものだからです。


自分でビジネスを始めようとすれば、誰でも失敗のリスクを考えるでしょう。しかし、行動力のある人なら、不安だからで止めてしまうことはありません。その不安を直視し、リスクを洗い出し、それへの対策を徹底的に考えようとするはずです。


行動力の高い人は、単に楽天的だから動けるのではありません。自分の中にある不安と正面から対峙し、それを乗り越える努力をするから行動できるのです。


自分が安定志向なのか冒険志向なのか、仕事重視なのか家庭重視なのか、転職の問題などの人生の岐路で悩まないためには、せめてその程度は理解しておいたほうがよいでしょう。また、自分の基準を自覚したうえで行った選択のほうが、後悔しなくて済むはずです。


「捨てる」とは「割り切る」ことでもあります。「何かを選べば何かを失う可能性がある」という真理を割り切って受け止めることができれば、「捨てる」ことはそれほど悩みを誘う行為ではなくなります。


仕事でミスをして上司にひどく叱られた場合、それを引きずり悩んでいても何ら益はありません。それよりも「次回からミスをしないよう、いまから対策を立てよう」と考える方が建設的だし、負の感情からもいち早く解放されやすくなるのです。


問題解決の基本は「分ける」ことです。分けることで、因果関係の糸も見えるようになり、より具体的な解決策を見出すことも可能になります。たとえば、「子供の成績が悪い」という問題では途方に暮れますが、「割り算が苦手である」という問題なら、解決策はかなり考えやすくなるはずです。


思考のあり方を変えれば、悩まなくなる可能性があります。たとえば、ある事実に直面したとき、それを問題ととらえれば悩みに至りますが、問題ととらえなければ悩みに至ることはありません。そうした思考転換が実現できれば、私たちは悩みから解放される可能性があるということです。


未来に進もうとすれば、リスクが存在しないということはあり得ません。悩むことで人生の時間を浪費したくないならば、熟慮し、これしかないと思ったことは、リスクはあろうとも、実行に移さなければなりません。


悩みを抱えやすい人とそうでない人を比較したとき、決定的に違うのは、「どうにもならないこと」に出会ったときの反応です。悩みを抱えにくい人の場合、素早く頭を切り替え、次にやることを考えようとします。悩みを抱えやすい人の場合は、頭を切り替えられずにクヨクヨとそのことを考え続けてしまいます。考えたとてどうにもならないことを考えるので、さらに悩みの迷宮に入り込んでしまうのです。


真面目で厳格な人(「すべき」思考をしやすい人)、せっかちな人・決めつけをする人(性急な結論付けをしやすい人)、心配性の人(不安の自己増殖をさせやすい人)などが、悩みを抱えやすい代表的なタイプということになります。彼らは、実態がなく解決な困難な問題を自分で作ってしまうがゆえに、悩みに陥りやすいのです。


悩みやすさには個人差があります。この差を生むのは、「思考のあり方の差異」です。起きた現実が同じでも、それをどう理解し、評価するか。そのあり方いかんで、悩みやすさは大きく変わってきます。


リカバーが可能だという予測があれば負の感情は収束できますが、解決策が見えてこない場合、負の感情はさらに増幅されることになります。「出口がない」という感覚が、焦りを呼び、不安感を募らせます。こうした負のスパイラルが始まったとき、「考える」は「悩む」へと変質を遂げるのです。


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