天野篤の名言 一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加

天野篤のプロフィール

天野篤、あまの・あつし。日本の医師(心臓外科医)。冠動脈バイパス術の専門医。年間500件の手術をこなし、98%の成功率を誇る日本屈指の心臓外科医。埼玉県出身。心臓病の父を治したい一心で心臓外科医を目指す。日本大学医学部卒業後、医師免許を取得し関東逓信病院(のちのNTT東日本関東病院)で研修医を務める。その後、亀田総合病院心臓血管外科医長、新東京病院心臓血管外科部長、昭和大学横浜市北部病院循環器センター長、昭和大学教授、順天堂大学医学部心臓血管外科科教授などを務めた。天皇陛下の冠動脈バイパス手術を執刀したことでも知られている。著書に『一途一心、命をつなぐ』『熱く生きる』『この道を生きる、心臓外科ひとすじ』ほか。

若手でもやらざるを得ない立場に追い込まれれば、力を発揮する。


易きに向かってはいけない。ハードワークをしっかり続けなければならない。


自分の経験を出し惜しみしてはいけない。とにかく全ての英知を結集して、目の前のものに対して全精力を傾けなさい。


本当に通用するものを習得、体得しないといけない。小手先のテクニックだけではいずれ限界が来る。


病気は火事と一緒で、ボヤの段階で手を打つのが大事。症状が悪化してからでは、合併症の発生率も死亡率も高くなる。


特別な環境で普段通りの手術ができるかどうか。責任は重いですが、自分なら必ず成功できると言い聞かせていましたね。
【覚え書き|天皇陛下の手術をしたときを振り返っての発言】


どんなつまらない問題でも、逆にどんな難題に直面しても、まず握手をすることです。自分の持っている力で真正面から対応する。それを忘れなければ、仕事は必ず、心の内に深い喜びをもたらしてくれると思います。


私は現在、年間500例近い手術を行なっていますが、自分のイメージどおりにはいかない場合もあるものです。それでも、奇をてらわずに、真摯に自分を信じてやるべきことをやることです。すると、私の場合なら年に数回、野球で言う完全試合やノーヒット・ノーランのような会心の手術という御褒美がもらえることもあるのです。


30代半ばに「一人の患者さんを診て得られる経験を、最低でも5倍にしよう」と決意しました。患者さんをただ診察、治療するのではなく、「この患者さんと、この患者さんの患部が入れ替わったらどうだろう?」などと、自分のなかでシミュレーションする。たとえるなら、英語の動詞の活用を学ぶような感覚で、ひとつの経験からできる限り多くのものを吸収しようと心がけたのです。普段からそういう準備をしておくと、通常とは異なる状況に陥っても、あまり慌てなくてすむものです。いわば、未体験を既体験に変えることができる。こうして考える習慣は、今も続けています。


これは私の持論ですが、人は年齢の一の位が十の位を追い越すと、成長や老いが加速することを自覚します。20大なら22歳、30歳なら33歳、40大なら44歳を過ぎると、そのあとは早い。


30代の忙しい時期、充実していましたが心の片隅には「自分は医学の最新の動向から置いて行かれるのではないか」という焦りもありました。当時はインターネットもありませんから、地方の病院で得られる医学情報は医学雑誌くらいのものです。東京の大学病院とは違って、蔵書も限られている。そうした状況から、自分が接する知識や経験を無駄にしたくない、という想いが芽生えました。そこで決意したのが、「一人の患者さんを診て得られる経験を、最低でも5倍にしよう」ということです。


低侵襲(ていしんしゅう)といって小さい傷を売り物にしている人がいるけれど、小さくたってその傷がミミズ腫れになったらダメでしょ。たとえ傷が大きくてもその傷がキレイに治ることを追求するほうが、医学のレベルとしては高い。そういう医学的な偽善を見抜かないとダメ。


どんな職業でも同じですが、自分が選んだ業(なりわい)に誇りを持つ。そして、修業をして、自分がいろいろな人に出会い、身につけたことに対する感謝の念と、満足するだけではなくて幸せだと思える心を持ちなさい。


対象となる患者さんが目の前で痛いとか辛い、苦しいと言っているのなら、どんな理由があったとしても、その場に居合わせたら患者さんのために最大限の努力をしなければならない。


自分がすがすがしく、この場を打破するには勝つしかない。だから、現在は手術という試合において勝利を目指す。患者さんがよくなるということを勝利という価値観に結びつける。これが大学時代のテニスで得られた教訓ですね。


現実は難しいもので、完全な勝利というのはほとんどありません。結局、終わりよければ全て良しなんですけど、必ずどこかに反省点があると思いますので、日々反省をしながら完成度を高めていくことが大事。


昨年、天皇陛下の手術もさせていただきましたが、検査の結果が同じであれば、どんな患者さんでもやることは同じです。たとえ陛下の手術であっても、生活保護の方の手術であっても、良く永く生きていただきたいという点において、わたしは同じ術式を選びます。


人名ランダムピックアップ


経営・ビジネス・投資・仕事・お金・経済的な分野で成功を収めた人たちの名言を収録しています。

ページの先頭へ