大竹文雄の名言 一覧

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大竹文雄のプロフィール

大竹文雄、おおたけ・ふみお。日本の経済学者。大阪大学社会経済研究所教授。京都出身。京都大学経済学部経済学科卒業、大阪大学大学院経済学研究科博士課程修了。大阪大学社会経済研究所附属行動経済学研究センター長。主な著書に『租税・社会保障制度の経済分析』『雇用問題を考える――格差拡大と日本的雇用制度』『スタディガイド入門マクロ経済学』『経済学的思考のセンス』『競争と公平感』。受賞作に『日本の不平等 格差社会の幻想と未来』でサントリー学芸賞受賞。

いくら競争をせよと言っても、人間は相手の能力が自分とあまりに懸け離れているとやる気をなくしてしまう。


企業でも社会でも、一元的に全ての平等を推し進めるのでなく、「やめるべき平等」と「続けるべき平等」を区別することが重要。


競争を現場から排除した場合、経営者は2つの重要な機会を失うことになる。それは「適材適所を実現する機会」「社員のモチベーションを上げる機会」だ。


以前の経済学では、人間を単純に合理的に考える存在とみなすところから出発していた。しかし実際は、多くの人が必ずしも狭い意味の合理性では説明できない行動をとり続けている。


経済学が取り扱うのは、ロボットのような人間像ではなく、嬉しければ笑い、悲しければ涙を流す、感情をともなった人間である。


注意していただきたいのは、幸福の経済学は、幸福度を上げること自体を目的としているわけではないということである。私は幸福度とは、病気の診断でいえば、問診に使えるツールのようなものとイメージしている。このツールは国全体が健康がどうかを調べるときに有効である。


経済学では本来、「幸福」という抽象的な用語は、議論の対象としてはいなかった。なぜなら、人によって価値観は異なり、同じような体験をしたとしても、人によって幸福感は違うはずだ。だから幸福の比較はできないという立場だった。ところが幸福度に関する調査結果の統計調査から、国際比較してみると意外に共通している。そこから幸福の経済学は、新しい時代に対応した経済学として産声を上げた。


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