大滝令嗣の名言 一覧

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大滝令嗣のプロフィール

大滝令嗣、おおたき・れいじ。日本の経営者、組織人事コンサルタント。エーオン・ヒューイットジャパン会長。静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒、カリフォルニア大学サンディエゴ校電子工学科博士課程修了後、東芝、外資系コンサルティング会社を経て、マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティングで取締役・社長・会長・アジア代表を務める。その後、エーオン・ヒューイットジャパン会長。そのほか、シンガポール経済開発庁ボードメンバー、早稲田大学ビジネススクール客員教授などを務めた。主な著書に『理系思考 エンジニアだからできること』『「アリ」が笑うとき「キリギリス」が笑うとき―21世紀の人生設計』『営業プロフェッショナル高業績の秘訣―コンピタンシーモデルで解明する』など。

いちローカル市場に過ぎなくなる日本にしがみついていても、出世が望めないどころか、リストラが発生するたびにお呼びがかかるようになってしまいます。


国内の出世コースを歩んできた人は「ルールが変わったんじゃないか」と気づき始めているはずです。海外経験が豊富で、海外の同僚たちと丁々発止で渡り合い、しっかりコミュニケーションがとれないような人は上に上がれないというルールが間近に迫っている日本企業は多い。そういう時代に、「自分は海外はちょっと……」とか「できれば国内にとどまりたい……」などと言っている人たちは本当に不幸だ。


今後は、日本人であっても海外の子会社に赴任し、そこでのキャリアと実績が出世の必須条件になってきます。大手企業の社長の中には「うちの役員の半分は海外経験者です」と自慢話をする人がいるが、これからは自慢でも何でもなくなります。


従来の出世パターンは、国内組織を順当にキャリアアップし、役員に上り詰めるというものでした。しかし、売上の7割、8割を海外で稼ぐようになれば「私は海外のことはよくわかりません」では役員として通用しなくなります。つまり、これまでの出世パターンが大きく変わりつつあるのです。


国内市場が成熟化する中で、日本企業は海外市場に活路を求めて激しい競争を展開しています。これまで日本人しか幹部、役員に登用されなかった昇進の仕組みも大きく変わります。海外売上高の拡大に伴い、日本人、外国人を問わず、海外で実績をあげた優秀な人材が、グローバル本社の幹部に登用される時代になるでしょう。


これまで日本企業は、海外の組織をまとめ、意思決定することができる人材の計画的な育成を怠ってきました。今後、海外売上高のウェイトが増すにつれ、海外で通用する人材の育成が急務であると同時に、彼らを対象とした採用や昇進などの人事システムも大きく変化するのは間違いないでしょう。


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