堀田健介の名言 一覧

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堀田健介のプロフィール

堀田健介、ほった・けんすけ。モルガン・スタンレー証券(現:モルガン・スタンレーMUFG証券)会長。慶應義塾大学卒業後、住友銀行入行。同社で取締役、常務、専務、副頭取を経て退行。モルガン・スタンレー・ジャパン・リミテッド(のちのモルガン・スタンレー証券)の会長となった。商船三井監査役、小松製作所取締役なども務めた。父は住友の法皇と称された住友銀行頭取の堀田庄三。弟は大正製薬創業家に婿入りした上原明

リスク管理なしに経済も政治も社会も考えられない時代になりました。「安全と水と空気はただ」という言葉も正しくない。安全についてはコストを考えなければなりません。


もうこんな高いビルにいるべきではない。同じニューヨークでも、ミッドタウンにある5から6階建てのビルにオフィスを移すことにしました。WTC(世界貿易センター)側から家賃を安くするので残ってほしいと頼まれました。反対を説得するのに時間がかかり、日米でリスクに対する考え方に大きな開きがあること感じました。
【覚書き|911のWTCへの飛行機テロの数年前、同ビルが爆弾テロで攻撃された時を振り返っての話。当時堀田氏は、住友銀行の専務としてアメリカに駐在していて、同社オフィスが世界貿易センタービルの96階にあった。このときのオフィス移転の決断が数年後、多くの住友銀行社員の命を救うこととなった】


モルガン・スタンレーには、ビジネス・コンティニュイティー・プランというものがあります。ここがつぶれたら、どこで決済や取引を継続するのか、常に事業の継続性を持とうというものです。我々は常に予測せぬリスクに投資しています。ビジネス・コンティニュイティー・プランは一種の保険料的な役割を果たしています。最悪のシナリオのときでも、事業を継続していくプランを考えておくことは、非常に重要な経営者の責任です。


最悪のケースに対応できるようにしておくことがリスク管理です。何が起きるかわからないのです。予兆や先駆けがあればいいけれど、何もなしに異常事態が出てくるのがいまの特徴です。20世紀の社会は「天災は忘れたころにやってくる」と言われていました。しかし、21世紀は「災害は忘れずにやってくる」、つまりリスクの中で生活していくのが我々の社会ということです。


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