堀潤の名言 一覧

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堀潤のプロフィール

堀潤、ほり・じゅん。日本のジャーナリスト、ニュースキャスター。兵庫県出身。立教大学文学部卒業後、NHKに入局。岡山放送局を経て東京アナウンス室に異動。「ニュースウオッチ9」「Bizスポ」などの番組を担当。米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校に客員研究員として派遣されたのち、市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げた。

誰かに聞いた内容を鵜呑みにせず、もし疑問を持ったなら原典に当たる習慣をつけるといいと思います。


社会で起きる出来事はAかBかと分離できるほど単純ではありません。メディアから完成品のニュースを受け取るだけではなく、私たちが当事者意識を持って能動的に情報を取りにいく。仕事で使う情報も同じです。


特定のテーマを追っていると、朝の連続ドラマを観るような楽しみも生まれます。主人公は誰か、見過ごせないバイプレーヤー(脇役)は誰か。登場人物の相関図が頭に入ると、俄然ニュースがおもしろくなります。この政治家、昨日はこう言っていたのに今日は逃げ腰だな、などと小さな変化もわかるようになるのです。


「わからない」は疑心暗鬼のもと。断片的にニュースを見て不安になるより、多くの情報を手にしたうえでニュースに接してみてください。各報道の「空白部分」を見つけて情報を補い空白を埋める作業をすれば、ふわふわした不安が減って具体的な問題が浮き彫りになります。


各情報媒体には各社の社風や記者自身の考え方が少なからず反映されることもあるでしょう。気になるニュースがあったら、まずは第一次情報に触れてからさまざまな媒体を見て、そのニュースがどのように報道されているかよく確認することをお勧めします。


各企業のホームページに掲載されたプレスリリースは情報の宝庫です。「隠蔽体質だ」と批判する人も多い東京電力でも、実は震災直後のテレビ会議の様子をアップしています。記事はこうした第一次情報を見たり、記者会見に参加したりして書かれているはずですが、スペースには限りがありますから、ひとつのニュースで情報をすべて網羅するのは難しい。


いまはインターネットであらゆる情報にアクセスできる時代。その気になれば密度の濃い第一次情報に簡単に辿りつき、ニュースの「大もと」に触れられます。たとえば賛否両論で議論が沸き起こった特定秘密保護法案。内閣府のホームページに詳しい解説が載っています。それを見ればこの法案が降って湧いたものではなく、以前から検討されてきた重要法案だったこともわかります。内閣府に限らず、官公庁は意外と資料をしっかり公開しているんですよ。


特定のメディアに頼らず、第一次情報に自ら積極的にアクセスしてからニュースを見るならどんなニュースサイトも役立ちます。


ニュースソースまでチェックできるのは、お金にも時間にも余裕のある比較的恵まれた人だと思います。ニュースから社会の不条理に気づき、無関心でいられなくなったひとりひとりのアクションが社会問題の解決につながります。それは恵まれた環境にいる人の責務ではないだろうかと僕は考えています。


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