堀川馨の名言 一覧

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堀川馨のプロフィール

堀川馨、ほりかわ・かおる。日本の経営者。メガネメーカーのシャルマンの創業者。福井県出身。滋賀大学経済学部、繊維商社勤務を経て、兄が経営する堀川製作所(のちのホリカワ)に入社。同社社長を務めたのち、メガネフレームの販売会社シャルマン眼鏡(のちのシャルマングループ)を創業。同社を世界的高級メガネメーカーに育て上げた。また、福井県経済調査協会理事長などを務めた。

技術を磨き上げると、思わぬところから声がかかります。理想のメガネフレームのために開発したエクセレンスチタンと微細レーザー接合の技術で医療器具をつくってほしいという依頼を医学部の先生から受けたのです。眼鏡というのは、完成までに200~250の工程を要します。しかも繊細さが求められる。私どもはこれらをすべて内製化してきました。その技術力を活かして、眼科用医療機器の新規事業を立ち上げました。実際に使っていただいている医師には「とても使いやすい」と喜んでもらえました。


眼鏡というのはコモディティ化が著しい商品だと思う人が多いでしょう。たしかに、中国が日本の数十倍もの生産量で価格競争力を高め、世界に輸出しています。生産量が増えれば必然的に技術力も備わってきます。私どもが本社を置く福井県鯖江市は、国内の95%を生産する眼鏡産業の集積地ですが、最近地盤沈下が目立ちます。しかし、そんな中でも圧倒的な技術力や、商品力を備ええていれば、世界で勝負することは可能です。


自社ブランドの眼鏡を世界に売りたいと、1980年に初めて海外進出しました。英語を話せる社員を1人採用し、最初はシンガポールに6泊7日のパッケージツアーで乗り込みました。観光はせず、2人で現地の代理店に「うちの商品を扱って欲しい」と頼んで回ったのです。いまではアジアや欧米を中心に世界100カ国で自社ブランドの眼鏡を販売しています。「シャルマン」といえば、世界のメガネ業界で通じるブランドに育ちました。


私は、眼鏡で培ってきた技術で福井県鯖江市をチタンの精密加工によって問題を解決する集積地にしたいと考えています。自社だけで展開するのではなく、地元の色々なメーカーと技術面で協力し合うことで地場の発展にもつなげたい。もともと福井の眼鏡産業は分業で成り立ってきたのですから。


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