城山三郎の名言 一覧

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城山三郎のプロフィール

城山三郎、しろやま・さぶろう。日本の小説家。関係者への綿密な取材をもとにした経済小説、伝記小説を得意とし、過去の経営者やリーダーたちの生涯を書き綴った作家。『輸出』で文学界新人賞、『総会屋錦城』で直木賞を受賞。そのほか吉川英治文学賞、菊池寛賞、毎日出版文化賞、朝日賞などを受賞。主な著書に『落日燃ゆ』『毎日が日曜日』『もう、きみには頼らない』『秀吉と武吉』『雄気堂々』など

人は、企業家でも誰でもそうだが、何をやってもいい。しかし卑しいことだけはやめよう。


人間にはいつも4人の人間が住んでいる。一人は探検家、一人は芸術家、もう一人は戦士、4番目は判事。この4人が正常に機能している人が、一番素晴らしいリーダーになれる。


我が道を行く気概。しかし気概だけではいけない。それを裏付ける見識も必要です。我が道を行く気概と見識を兼ね備えてこそ、真のリーダーと呼べるのではないでしょうか。


厳しいことを言えば、我が道がわからないなどというリーダーはもう辞めた方がいい。目先のことしか見えていない人、ましてや拝金主義やエゴにまみれた人は、人の上に立ってはいけない。


人間ですから誰だって私心はあります。しかしそれも程度の問題。やはり世のため人のために尽くすのが人の上に立つリーダーの生きがいであり、トップの私心とはそういうものであるべきだと思います。そういうことを絶えず考えながら生きている人、無私の人に私は惹かれます。


人生の持ち時間に大差はない。問題はいかにして深く生きるか、である。深く生きた記憶をどれほど持ったかで、その人の人生は豊かなものにも、貧しいものにもなるし、深く生きるためには、ただ受身なだけではなく、あえて挑むとか、打って出ることも肝要となろう。


東京へ出る予定なのだが、その前に仕事部屋へ寄り、机に向かった。書いた原稿はわずか一枚だが、それでも毎日仕事を続ける感じをと、わが身に言い聞かせて。サイトウサンペイ氏に、「三日続けて仕事をしないと、頭の配線図が消えてしまう」との迫力ある言葉があるが、この道四十年の私も、とにかく配線図が消えてはならぬと、いまなお、おびえている。


いつのころからか、私は「この日、この空、この私」と書くようになった。人生、考え出せば、悩みだせば、きりがない。「この日、この空、この私」といった気持ちで生きるしかないのではないか、と。


一日に一つでも、爽快だ、愉快だと思えることがあれば、自ら慰めることができるのではないか。これは私の造語なのだが、「一日一快」でよし、としなければ。


無所属の身である以上、ふだんは話し相手もなければ、叱られたり、励まされたりすることもないので、絶えず自分で自分を監視し、自分に檄を飛ばし、自分に声をかける他はない。


若い医師から癌と宣告された。幸い一週間にわたる検診の最終結果は、若い医師の宣告とちがったものになり、私は命拾いした。それ以降、何でもない一日もまた、というより、その一日こそかけがえのない人生の一日であり、その一日以外に人生はないと、強く思うようになった。明日のことは考えず、今日一日生きている私を大切にしようと。


記録でなく、気分で旅する。そして、取材の旅、つまり人間を追う旅。私の旅は、この二種ぐらい。その代わり、気軽に、足腰軽く出かける。そういうものだと思って出かける。


壁があると思えば、本当に壁が立ちふさがってしまう。


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