喜多恒雄の名言 一覧

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喜多恒雄のプロフィール

喜多恒雄、きた・つねお。日本の経営者。日本経済新聞社の社長。奈良県出身。慶應義塾大学経済学部卒業後、日本経済新聞社に経済部記者として入社。市場速報部長、整理部長、編集局副局長、出版局長、取締役、上級執行役員、常務取締役、専務取締役などを経て社長に就任。

一昔前には「わかる人にわかればいい」という書き方も許されていたが、いまは違います。重要なのはわかりやすい紙面づくりでしょう。わかりやすい紙面づくりを愚直に徹底したい。


長期の経営ビジョンを「3つのC」と説明しています。

  1. Cuttingedge(最先端)。電子版などの最先端な技術を取り入れること。
  2. Consolidation(整理統合)。日経グループの資産を終結させていくこと。
  3. Cross border(国境を越えた)。国境にとらわれずに経営を進めていくこと。

自社にないものを他社との協力で補うことは、一般企業では広く行われています。当たり前のことを、当たり前にやるだけの話です。「日経のブランドを毀損しない」という絶対条件を守るならば、いろいろな企業と提携し、様々な分野に進出していきたい。このポリシーは私の考え方としていつも全社員に言っています。


記者が取材して書いた原稿には価値がある。価値があるものには、価格をつけるべきだ。だから私は当初から広告モデルではなく、有料課金モデルをとるべきだと考えていました。我々はクオリティの高いものを出している。決して安い価格ではないと思うが、上質な情報は買って読んでいただきたい。
【覚書き|日経新聞電子版を有料化したことについて語った言葉】


社員3200人のうち、編集・取材の人員は1400人強になります。社員の半数が編集・取材とはいびつに感じるかもしれませんが、我々はコンテンツ企業ですから、そこは絶対に手抜きをしません。今後も一定水準の記者採用は続けていきます。


新聞を取り巻く環境が厳しいのは事実です。ですが記者の数は減っていない。むしろ私が現場にいたときより多いはずです。従業員の削減は、印刷工場などの制作部門が中心です。間接部門でも合理化を進めましたが、新聞社の一番の根幹であるコンテンツに直接関わる人員は減らしていません。


日経にはひとつのテーマをチームで追いかけるという特徴があります。ある企業がテーマになったとき、直接担当する産業部の記者だけではなく、メインバンクを担当する経済部経済部の記者、株式を担当する証券部の記者など、複数の記者が多面的に取材します。一部の記者が特ダネを集めるのではなく、取材、分析、報道を部署を横断したチームで手掛けるのが強みです。


日経の強みはやはり経済を中心にした経済誌という点でしょう。経済現象を丹念に追う「ファクト主義」の伝統があります。私も入社以来、「数字に基づく客観的な報道を心がけろ」と指導されてきました。


日本の労働者人口が減少していく中で、選択肢は二つです。マーケットの縮小に合わせて会社を小さくするか、新たなマーケットを求めて外に出ていくか。国内シェア競争には限界があります。我々のコンテンツを読んでくれる人を求めて外へ進出することが必要になります。


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