品川正治の名言 一覧

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品川正治のプロフィール

品川正治、しながわ・まさじ。日本の経営者。日本火災海上保険(のちの日本興亜損保)社長・会長。兵庫県出身。旧制第三高等学校(京都大学の前身のひとつ)に在学中、帝国陸軍に召集され中国に出兵。帰国後に東京大学法学部政治学科を卒業し、日本火災海上保険に入社。同社で社長・会長を務めた。経済同友会専務理事、財団法人国際開発センター理事・会長なども務めた経営者。

経済とは大きくしなければならないものだという呪縛を一度ほどいてみることができるなら、そのとき、お金の使い方にしろ、もっと自由な発想が生まれてくることでしょう。


経済大国になろうとは、戦後あの廃墟の中、よくも壮大な誓いを立てたものです。それをまた私たちは見事に実現した。大いに誇っていい達成ではありませんか。にもかかわらず、もっと大きくしなければ幸せな国民生活が作れないかに思い込んでいるから、そこに焦燥が生まれるのです。何が一番大切か、考えるゆとりが失われるのです。


太平洋戦争中、日本の参謀本部は俊秀を揃えていたはずでした。しかし米軍の反攻に対して、取り返せもしない島をあたかも奪還できるかに信じ、見込みのない作戦に兵力を注ぎ込み続けた。それに似た発想の硬直化を感じずにはいられません。経済とは大きくしなければならないものだという呪縛に、私たちはとらわれすぎています。


経済人として私が最も反省するのは、社会の価値観を経済一本にあまり単線化してしまったことです。たとえば教育の現状を憂える人は、「このままでは人材の質が劣化する」と言います。まるで教育とは、企業の競争力に奉仕することだけを目的とするかのごとくです。そうではない。教育は良き市民を作るためにこそあるものでしょう。


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