吉田穂波の名言 一覧

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吉田穂波のプロフィール

吉田穂波、よしだ・ほなみ。日本の医師、医学博士。三重大学医学部卒業。聖路加国際病院で研修医を務めたのち、名古屋大学大学院で博士号を取得。ハーバード公衆衛生大学院修了。国立保健医療科学院主任研究官などを務めた。著書に『時間がないから、なんでもできる!』ほか。

できないことを自分が置かれた環境のせいにせず、とにかくやってみようと思ったのがすべての始まりでした。


人は自分が好きなことをするためなら、主体的に動くもの。


したいことがあるとき、「時間がないからできない」と決めつけるのは禁物です。思い切ってしてみると、驚くほど大きなパワーが発揮できるもの。時間がないときこそ、実はチャンス。


勉強と並行してモチベーションの維持を図ることも大切です。モチベーションを維持するには、達成感を得るための工夫が必要です。


「周囲を頼ると迷惑がかかる」と考える人もいますが、協力態勢を敷くことで人間関係が密になりますし、ストレスが減ってコミュニケーションも円滑になります。


見切り発車でもいいので「やる」と決めて始めてしまえば、時間はあとから生まれてきます。


あなたが誰かに頼られたら、喜びを感じませんか? 人は誰かに頼られることで元気になるものですし、頼むというのは何よりの信頼の証です。人からモノを頼まれるのは相手にとっても気分のいいことだと、開き直ってしまうべきです。ただ、頼るほうも、その感謝と喜びの気持ちを相手にしっかりと伝えなければなりません。


長女が喘息で入院したことが人の力を借りるきっかけになりました。最低限の仕事すらまともにこなせなくなり、最初は抵抗があったのですが、思い切ってシッターさんを頼んでみたところ、これが大正解。とてもいい方に巡り会え、金銭的な負担も思ったほどではなく、私の負担は大いに減るといいことづくめ。「子育てを人に頼るなんてとんでもない」というプライドがいかに自分を縛っていたかを思い知らされました。


締め切りを早めに設定するなど、今までの自分を振り返って「自分がうまく行動できた」ときの時間の使い方を再現することで、時間管理はぐっとうまくいくはずです。


私は「時計は10分進めておく」「締め切りは常に相手から提示された日付の5日前に設定する」というルールを設けています。以前、ある偉い方にお会いする際、どうしても持参したい資料を取りに戻ったために10分遅刻してしまった、という苦い経験があって、以後常に時計を10分進めるようにしたのです。「締め切りは常に5日前に」も同様に、過去の自分の失敗経験から導き出したものです。


「どんなときに自分はすぐに行動を起こすことができたか」を振り返ってみることをお勧めします。たとえば私は、「人との約束」が行動を起こすきっかけになるようです。正直、自分には甘いので(笑)、人との約束は守らなくては、とあえてお尻に火をつけてしまうほうがすぐに行動に移せます。


時間を上手に使うために必要なのは、まず「自分は何をやりたいか」をはっきりさせることですね。いくら時間を捻出したところで、その時間で何をやりたいかが決まらないと、時間密度を高めることは不可能です。


仕事はそのほとんどがスキマ時間で進められます。皆さんも一度、自分の仕事を振り返ってみてください。思った以上に、スキマ時間で進められるものが多いはずですよ。


私は常に切手を貼ったハガキを持ち歩き、スキマ時間にお礼状を書くようにしています。まず宛名だけを書き、次に季節の挨拶、とちょっとずつ進めていくのです。面白いもので、こうして少しずつでも進めることで、「ゼロからのスタートではない」と、ハードルが下がり、気分がぐっと楽になります。


「こんな短時間では何もできない」と思っていたようなほんの数分の空き時間も、実は意外なほど役立つもの。たとえば企画書なら、5分のスキマ時間でも日付と先方の名前、企画タイトルくらいは書けますよね。そうして次の5分で企画趣旨を書き、次の5分で詳細を書けば、スキマ時間だけで企画書が完成します。


仕事で忙しくしている人が「定年後は好きな釣りをして過ごしたい」と言っていたのに、いざ定年を迎えたらすっかり興味を失ってしまう、という話を聞きます。いろいろなものを同時並行でやるからこそ、時間が少ないからこそ、時間のありがたみを感じて有効に使えるのです。


私も独身時代にはいくらでも時間があり、カンファレンスや勉強会にもどんどん参加できたはずなのに、積極的には参加しませんでした。それが、子供ができて夕方や週末の会議や勉強会に参加できなくなった途端、急に出たくてたまらなくなりました。子供を持って改めて、どんなに仕事が好きか、どんなに仕事がしたいか、わかったのです。人はできないからこそ、「何かをやりたい」という気持ちが生まれてくるのではないでしょうか。「時間がない」というのは、やる気を高めるチャンスでもあるのです。


以前から留学をしたい、という気持ちはあったのですが、子育てが忙しいから今は無理だと思っていたんですね。そんななか、ある本で「困難だから、やろうとしないのではない。やろうとしないから、困難なのだ」という言葉を読み、「まさに今の自分のことだ」と頭をガツンとやられました。「人生は短い。子育ても留学も同時に実現しよう」と発想を変えたのです。すると、時間の使い方も大きく変わりました。


人に頼ったり巻き込んだりすると、それは自分だけの目標ではなくなる。すると「約束を守らなければ」というやる気も生まれます。私もハーバード受験の際、多くの人に「ハーバードを受験します」と宣言して助言を仰いだのですが、そうすることで自分を鼓舞したのです。


自分一人で抱え込むというのは格好がいいようで、実は自分に自信がないからではないでしょうか。プライドと自信とは違います。本当の自信を持っている人は、頼むべきものは頼み、自分がすべきことに注力する。いわば、自分の時間の使い方を自分がリーダーになって決めることができるのです。


私は一度に何冊もの問題集に取り組むのではなく、一冊に限定していました。同じ内容を何度も読んで「前よりスラスラと読めた」「できなかった問題ができた」という実感を得るほうが、達成感につながります。


私が留学のために英語の猛勉強をしたのは、「時間がない!」と一番焦っていた時期でした。当時は仕事や家事や子育てに忙殺され、ストレスを持て余していました。その積もり積もったストレスこそがエネルギー源になっていたのだと思います。


留学して初めて気づいたこともあります。それは「英語を使ううえでは積極性が重要だ」ということ。中国やインドから来た留学生は文脈に沿わない質問や間違った表現でもまったく気にせずにどんどんと発言し、その姿勢が周囲から高く評価されていました。積極的なコミュニケーションこそが語学力の重要な要素であることを実感しました。


リスニングの勉強としては、英語の格言が入ったCDを繰り返し聴きました。気づきを促したり、励ましを与えたりする内容なので、聴く力だけでなく、やる気のアップにも役立ちました。


私の子供たちも海外生活の初期はまったく英語を話せませんでしたが、毎日英語に囲まれて過ごすうち、ある日突然しゃべり始めました。言語能力というものは「インプット→アウトプット」の順番で上達するものなのだと思います。


頑張っているところを見てあげることが大切です。できていないところは本人も気づいています。「親は自分が努力している姿を見ていてくれる」。そう感じられることが子供には最大の喜びで、「明日こそがんばろう」というエネルギーになります。


自作の「時間活用ワークシート」を使って、子供にスケジュールを決めさせています。子供も自分が決めたことなら、責任を持って取り組みます。


わが家では、子供に注意を促すときも、なるべくポジティブな言葉で伝えるよう心掛けています。たとえば「勉強しなさい」という言葉は、「旅行の前に、宿題が終わっていると心置きなく遊べるね」「終わるとスッキリして気分がいいよね」という具合です。心の中ではいつも「勉強しなさい!」という言葉が渦巻いていますが、頭の中で「ポジティブ語翻訳機」を作動させて話しています(笑)。


忙しいときにかぎって、旅行がしたくなったり、読みたい本が出てきたりしませんか? 忙しいときは、一つひとつに思うように時間をかけられないからこそ、かえっていろんなことをやりたいという気持ちが高まります。こうなって初めて、時間をやりくりしようと考えるようになります。


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