吉田秀彦の名言 一覧

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吉田秀彦のプロフィール

吉田秀彦、よしだ・ひでひこ。日本の柔道家。愛知県出身。幼少期から柔道をはじめ、全国中学校体育大会準優勝(中量級)、高校時代インターハイ(軽重量級)優勝、大学時代全日本学生体重別選手権78kg級3連覇など華々しい成績を収める。明治大学4年時に柔道世界選手権に初出場銅メダル。大学卒業後、新日鉄に入社し、同社柔道部で活躍し多くの大会で成績を残した。バルセロナ五輪で金メダルを獲得。現役引退後は、吉田道場を開設し柔道を教えている。また、総合格闘技にも進出して活躍。各地で柔道の普及活動を行っている。

最初はただの物真似でも、何度も繰り返すうちに、自分の形になっていくものです。
【覚書き:強い選手の試合や試合VTRで観察し、得たものを体得するというトレーニングについて語った言葉。先輩の古賀稔彦氏の真似をして無精ひげを生やしたという逸話が有名】


柔道でも総合格闘技でも、やはり練習ですよ。練習こそが、不安を取り除き、心の隙間を埋めて、自信を生み出す一番の方法なんです。


練習はとにかく、良より質ですね。そのためにも、オンとオフを切り替えるために、練習を終えたら仲間と食事に行ったり、飲みに行ったりと、リフレッシュの時間は大切にしています。


試合になっても、相手の攻撃を無理に読もうなどと考えず、自分がとにかく練習で培ってきたものを発揮する。技術的なことを言えば、総合格闘技でずっと打撃でやってきた選手には、同じ土俵で太刀打ちしようとしても、敵わない。でも、苦しい練習を耐えてきたという自信があれば、大一番でも自分の力は発揮できるものです。


道場とはひと言でいえば、「人間形成の場」です。道場に入れば、自分一人で練習するわけじゃない。みんなと一緒に稽古を積むわけですから、他人と比べて、自分の強い部分、弱い部分も見えてきます。とくに子供は、周囲の人にどうやって接すればよいか、何をしたらよいかに気づかされます。ですから、「肉体的に強くなる」というのは、後からついてくることで、まずは道場で、地道に練習に励む。そうした地道な練習から、辛抱する力、自分への自信みたいなものを養ってもらえれば、と思っています。


柔道が好きだけど仕事がない。そういう人たちのために、柔道を子供に教えられる環境をつくりたい。また子供にも、柔道を通して心技体を鍛えられる場を提供したい。そのために自分ができることが、道場を開設することだったのですが、そうした柔道界の底辺を広げていくには、まだまだ時間がかかりそうです。


道場で子供と接していると、辛抱できない子供が増えている気がします。やはり、親が甘やかすからでしょう。でも、苦痛を避けてばかりいると、人の痛みも想像できない大人になってしまうと思います。


僕が小さかったころには、悪さはしても、人間味のある親分肌のガキ大将がいたものです。そういう昔ながらの子供の関係みたいなものを、この道場はもう一度つくれる場にしたい。そして、ひとつの町にそうした道場がひとつずつあるような環境を、少しずつでもつくっていけたらと思っています。


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