吉永賢一の名言 一覧

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吉永賢一のプロフィール

吉永賢一、よしなが・けんいち。日本の勉強法指導者。群馬県出身。東京大学医学部入学後、学費捻出のため塾講師を始め多くの職業を経験。その後、医師になるよりも教育の道に進むことを決意し大学を中退。家庭教師となり自身の編み出した勉強法を教えている。著書に『東大家庭教師が教える頭が良くなるシリーズ』『東大家庭教師の結果が出るノート術』など。雑誌、ラジオ、テレビなどでも活動した。

記憶すべき情報・知識かどうかを検討した結果、記憶すべきだと自分で判断したものは、記憶しやすくなる。


何度も復習しないと、記憶が身につきません。時間を決めて復習する習慣をつけましょう。


記憶力の差は習慣の差。記憶力を鍛えることは、繰り返し覚えたり、覚えたことを外に出したりする習慣を身につけることだと言えます。


読書をするときは「この本で何を知りたいのか」を具体的に設定しておくことが重要です。問題意識をもって読めば、飛ばし読みをしていても、その回答にあたる個所が必ず引っかかるはずです。


新しい分野を学ぶときは、入門書→専門書の順で読み、余裕があれば仕上げに用語集に目を通すとよいでしょう。専門書については古めの本を選ぶとよいと思います。最新の理論やフレームワークが本当に正しいかは、ある程度の時間を経てからでないと検証できません。逆にいえば、かなり前に出版されて、いまでも読み継がれている本は、内容に安定感があるということです。


買った本をすべて読み込めばいいかというと、そうではありません。忙しいビジネスマンにとって、通読はあまりに効率が悪い。本にも当たり外れがありますから、一冊をじっくり読んでも、自分にとって得るものがない場合もあります。通読はリスクを拡大するのです。ですからまとめ買いした本は、どんどん飛ばし読みをしてください。そして、通読する価値があると思えば、それから通読すればいいのです。


古典を読み込んでゆくことで、深い意味での冷静さを育ててゆくことができます。とくに歴史書の古典を読むと、自分がいかに大きな流れの中にいるかを実感でき、小さなことでいちいち感情が揺らがなくなるはずです。


部下に慕われる上司というのは、何か問題が起こったときも冷静で、周囲が安心できるような包容力を備えた人です。逆にちょっとしたことで一喜一憂したり、すぐに落ち込んだり、部下を叱りつけたりする人は、尊敬されません。このような感情レベルが低い人は目先のことしか見えていない。つまり、長期的なスパンでものごとを見ることができないのです。


発想力や企画力を高めたいときは、読書に感覚刺激を組み合わせます。テーマに関係する本を大量に読んでインプットを増やしてから、あえてそのテーマとは無関係なジャンルの本を読んでみる。それによって感覚が刺激され、思わぬところからアイデアが湧いてきたりします。映画を観たり、街歩きをしたり、シャワーを浴びたりするのもよいでしょう。そこで閃いたアイデアは必ず書き留めて、最後に企画書として読みやすいよう論理的に整理します。


思考力を高めることが読書の目的なら、本に「賛成」「反対」のマークをつけながら読むといいでしょう。著者が示す考えや提案に対し、同意するなら○、違うと思ったら×をそれぞれの個所に書き込むのです。さらに、なぜ賛成・反対なのかという理由を考え、反対については自分だったらこう考えるという代替案とその根拠まで考えます。この作業は、著者と議論をしているのと同じことなので、コミュニケーション力を高める下地づくりにも役立ちます。


新しいことを学ぶときは、同じテーマや領域の本を少なくとも5~6冊、できれば10冊程度まとめ買いすることをお勧めします。書籍代というコストはかさみますが、10冊買っても2万円程度です。1冊だけだと、その本が間違っているかもしれませんし、難しすぎて理解できなかったり、初歩的すぎて役に立たなかったりするかもしれません。1冊だけ買うよりも、コストに対するリターンは大きいはずです。


「読書は投資である」と考え、コストとリターンとリスクを想定して読むことが大切です。読書にかかるコストはお金と時間とエネルギーです。これらのリソースを投資した結果、うまくいった場合に得られるのがリターン。そして、失敗した場合に発生するのがリスクです。


ビジネスマンとしての自分のステージをあげるための読書をするには、先の流れを読むことが必要です。目の前の業務に直結する本を読む人はたくさんいますし、それはそれで重要なのですが、それだけでは次のステージへは進めません。次のステージで必要になるであろう知識を予測し、早めに身につけておくことで、新しい仕事のオファーや昇進・昇格などのチャンスが訪れたとき、そのチャンスを掴みやすくなります。


ビジネスマンであれば、読書の大きな目的は「自分を成長させてステージをあげる」ということになるでしょう。仕事を通じてもステージをあげられますが、日々の業務では接することのない多様な情報や考え方に触れることで、自分を今より上のレベルへと引き上げやすくなります。


読書をする際は、目的意識を持つことが重要です。本を読んで知識が増えただけでは意味がありません。「その知識を活かして、自分はどう変わりたいのか」を意識しなければ、読書の価値は大きく下がってしまいます。


年齢で記憶力が衰えることはないと私は思っています。歳を取ると記憶力が悪くなると思い込んでいるから、覚えられないのではないでしょうか。あるいは、何かを思い出せないのは、本当はそのことを重要だと思っていないからかもしれません。


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