吉村喜彦の名言 一覧

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吉村喜彦のプロフィール

吉村喜彦、よしむら・のぶひこ。日本の小説家、ノンフィクション作家。大阪出身。京都大学教育学部卒業後、サントリーに入社。宣伝部、広島支店営業職などを経験したのち退社し作家となる。小説とノンフィクション両方を執筆。小説に『こぼん』『ビア・ボーイ』、ノンフィクションに『マスター。ウイスキーください 日本列島バーの旅』『漁師になろうよ』『リキュール&スピリッツ通の本』『食べる、飲む、聞く 沖縄美味の島』ほか。

サントリー宣伝部には「真剣に遊ぶ」文化がありました。先輩からは「遊びを遊んではいけない」と言われました。本を読み、音楽を聴き、映画を観て、五感を磨けと教わりました。私も本気で遊んで仕事をし、81年には朝日広告賞を受賞することもできました。


いまはどのメーカーでもマーケティングが偏重されているように感じていますが、営業でも宣伝でも、仕事において大切なのは、数字やグラフでは表すことができない、人の繊細な気持ちや機微、商品への愛情だと思います。


サントリーで宣伝部から広島支店の営業部に異動になりました。人生で初めて、自分の思っていない方向に無理やり動かされたことがショックでした。しかし、実際に広島支店で営業をしてみると、人と人とのコミュニケーションが大事だということを再確認しました。営業と宣伝は同じだったのです。


普段はクルマで酒販店を回っているところを、自転車で行ってみる。すると、酒販店の方の印象に残って、「今度の新しい営業は面白い」と思ってもらえる。あるいは、宣伝部で磨いた感性を活かして、一緒に商品展示を考える。そうして自分を売り込んでいきました。ほかの営業ができない新しいことをして目立つので、支店内や広島の同業他社から異端児扱いされることもありましたが、決して嫌われていたわけではありません。
【覚書き|サントリー時代、広島で営業マンをしていた頃を振り返っての発言】


メーカーだけでなく、いまの日本全体にも、目に見えないものを無視する傲慢さがあるように思えてなりません。だからこそ、人と人とのコミュニケーションや目に見えないものの大切さを伝えたい。作品を通して、机上のマーケティング理論ではわからない、目に見えないものの大切さを感じてもらえればと思います。


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