古賀辰男の名言 一覧

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古賀辰男のプロフィール

古賀辰男、こが・たつお。日本のヘッドハンター。サーチファーム・ジャパン会長。福岡県出身。カリフォルニア大学(UCLA)中退。住友金属工業物で流管理、工程企画に携わる。同社実業団バレーボール選手として活動しVリーグで5年選手生活を送る。その後、伊藤忠商事系列の総合人材サービス企業エグゼクティブサーチ事業グループから営業権を移譲されサーチファーム・ジャパンを設立。エグゼクティブ層のヘッドハンティングを行っている。主な著書に『プロ・ヘッド・ハンターが教えるデキる人の引き抜き方』など。

優秀な人ほど辞めていく傾向があるということを肝に銘じてほしい。上昇志向が強い人間は、独立心も強いのだから、当然のことである。辞められて困るなら、普段から正当な評価をして雇用責任を果たすべきなのだ。


組織にまったく問題がなければ、たとえ転職の話があっても、できる社員がそう簡単に会社に愛想を尽かすはずがない。絶対に辞めてほしくない人が次々と辞めるような状況であれば、経営者はまず、マネジメント上の問題の解決に専念すべきだろう。


「引き抜かれた」側としては「あんなにかわいがってやったのに、あの恩知らずが!」と腹を立てるが、実のところ、上司が勝手にそう思っているだけで、辞めた部下は「かわいがられた」とは感じていないもの。


できる社員が、転職の誘いに応じる理由のほとんどは、組織に対する不満――理不尽な評価や人間関係である。我々はこうした情報をキャッチして、転職へと揺さぶりをかける。とくに、問題のある上司など、人間関係に不満がある場合に、「引き抜き」は成功しやすい。


本当に優秀な人は、ほとんど転職市場には現れない。いまの組織で一定以上の評価を上げ、それなりに仕事内容に満足しているため、自ら動く必要はないからだ。そこで、我々ヘッドハンターの出番となる。


優秀な社員を引きとめたいと思うのなら、昇進、昇給はいうに及ばず、希望の部署に異動させるなど、あらゆる手を打つこと。打つ手に意味があるというよりは、その部下を何としてでも引きとめたいという気持ちを伝える。つまり「熱意」を見せることで相手の心を動かすのだ。


ある日突然、頼りにしている部下から「会社を辞める」と言われる。上司にとっては悪夢のような状況だ。あなたがその上司なら、どんな対応をするだろうか。「なんとか考え直してくれないか」と懇願しても、ほとんど効果はない。ヘッドハンティングを手掛けてきた経験から言って、辞めると決意し、それを上司に告げた人が翻意するケースはほとんどないからだ。


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