古田英明の名言 一覧

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古田英明のプロフィール

古田英明 、ふるた・ひであき。日本のヘッドハンター。埼玉県出身。東京大学経済学部卒業後、神戸製鋼所に入社。東南アジア、中近東で企画・販売業務に携わったのち、野村証券を経て、ヘッドハンティング世界大手のラッセル・レイノルズに入社。その後、日本初のエグゼクティブサーチ会社の縄文アソシエイツを設立。主な著書に『本物の社員になれ!時代が求める5%リーダーとは』『カリスマヘッドハンターが明かすリーダーの条件』『転職する人、できない人』『もうこの会社やめたいと思ったとき読む本』『経営力 川を越えた人間はここが違う!』『転職術』『稼げる人稼げない人 ヘッドハンターと日本を代表する22人の上級ビジネスマンが明かす年収を8ケタにするチェックポイント』など。

フォーチュン500の企業のCEOで、米国人以外で最も多いのはインド人です。彼らはナップサックひとつでニューヨークにたどり着き、50年かけてそこまで上り詰めた。その間、日本は漫然と過ごしてきた。この状況は、もう個別企業では変えることができない。オールジャパンでグローバルに通用するビジネスマンを育成していくしか日本の生き残る道はない。


学生なら、「日本以外で働きます」と言わないと、これからはもう職はない。30代であれば、海外赴任を積極的に申し出るべき。若いうちに準備をしておかないと、45歳になって会社が中国人に買収され、日本には職がありません、ではつらい。日本企業に駐在員を出せる力がまだ残っているうちに、海外へ出ておくほうがいい。


「怒られ上手」になることが大切です。「説教したら屁理屈を返してくるのでは」「説教したら恨まれるのでは」と、相手に思わせないような対応を心がけて、どんどん助言してもらうのです。


社会的によほど問題がある会社であれば別ですが、そうでなければ、不満があってもとりあえず目の前の仕事で本気で取り組んでみることが必要です。営業マンなら、取引先が人手不足で困っていれば、忙しくても手伝いに行く。急な注文で納品が間に合わないときは、工場に直接出向き、「今晩中につくってほしい」と土下座する……。本気の人の周りには本気の人が集まってきますから、そんなあなたの姿を見て「よし、コイツに教えてやろう」という先達がきっと出てくるでしょう。


上司や取引先の人といった人生の先達たちに、仕事の本質やツボを教えてもらうには、心の通い合いや信頼関係が必要です。そうした関係を築くには時間がかかります。入社6年目、28歳あたりがようやく教えてもらえるようになったかなという年齢なのです。ところが最近は20代で転職を繰り返す人が少なくありません。自分では「この会社で学べることはすべて学んだ」と思っているようですが、それは大きな勘違いです。転職すると、人間関係を一から作り直さなければいけないので、仕事の本質を教わるチャンスがまた遠のいてしまいます。


30代で半人前から一人前のビジネスマンに成長するために、やっておかなければならないのは、仕事のツボや本質といったものを学ぶことです。仕事の成否を分けるポイントは何か、何のためにこの仕事があるのか、この仕事の本当の喜びとは……。こういったことを上司や取引先の人といった人生の先達から、いかに吸収するか。それによって、30代以降に成長できるかどうかが決まるといっても過言ではありません。


20代後半といえば、仕事のやり方をひととおり覚え、ビジネスマンとしての自信が形成される時期でしょう。しかし実際のところは、仕事のやり方を表層的に学んだだけです。人間の成長にたとえると、ようやくオムツが取れた状態にすぎません。


20代後半で手柄を急ぐ必要はないのです。勝負のときは、これからの人生でいくらでもあります。それに、信頼関係を養う作業を続けていれば、仕事の成果はいつの間にか出ているものです。また、そうした人材には「35歳転職限界説」など、決して関係ありません。


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