原丈人の名言 一覧

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原丈人のプロフィール

原丈人、はら・じょうじ。日本のベンチャーキャピタリスト、考古学者。大阪出身。慶應義塾大学法学部卒業後、中米で考古学調査に携わる。スタンフォード大学大学院で工学修士号を取得。光ファイバー・ディスプレイ開発会社設立を経て、シリコンバレーでベンチャーキャピタルを運営した。

国は個人で成り立っています。国が富むためには人々が富まなければ、個人が幸福でなければいけません。


ロジックから入るアメリカ人とは異なり、「機械の使い勝手を良くしたい」とiモードや第3世代携帯電話を生み出した日本人的発想と、失われていない製造業のノウハウは重要な要素だと思います。


今伸びている基幹産業はIT・コンピュータ産業です。その前は鉄鋼、その前は繊維でした。鉄鋼の時代も、繊維の時代も、当時は終わりが来るとは思えませんでしたが、必ず終わりは来ます。考古学を学んでいましたから余計そう考えるのかもしれませんが、基幹産業のサイクルは40年程度だと考えています。


祖父の言葉に大きな影響を受けました。「人は無一物でこの世に生を受け、父母の恵み、恩師の導きにて社会に出て、天職を与えられる。天職には貴賤の別なく、人は生ある限り、自らの全力を尽くして全うせねばならぬ。誠心誠意、不言実行。これが私の経営の信条である」という。


日本には、アメリカの経営手法を表面的に真似しているだけの経営者が多いですね。世界の金融経済はアングロサクソンのロジックで回っています。そのロジックに染まるだけではなく、そのロジックを利用しながら、世界に理解される日本独自の道を歩むようにならないといけません。でなければ日本にはアメリカの二番煎じしかないと思われても仕方ありません。


ジャーナリストや経済学者などが「会社は株主のもの」と煽っていますが、それが正しいとなると、企業の目的は時価総額、株価を上げることになります。株価はROE(自己資本利益率)などの財務指標によって決まります。王道であれば、企業は世の中に役に立つ新製品をつくるため、失敗を繰り返し、リスクのある長期間の研究開発を行います。完成すれば売り上げが上がって株価も上がります。ですが会社は株主のものとなると、そんな長期間、株主は待ってくれません。良い経営陣は短期的に株価を上げること。そのためには資産の圧縮が正しいことのような錯覚を起こします。


ビリオネア(億万長者)になれば幸福かというとそうではない。私は長年シリコンバレーでベンチャーキャピタルを経営していて、売上数千億の企業を多く育て、何百人とビリオネアにしてきました。その彼らすべてが今幸せかというとそうではない。ビリオネアになってからも考え方や行動などの軸がブレない人間はそう多くはありません。


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