加藤寛一郎の名言 一覧

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加藤寛一郎のプロフィール

加藤寛一郎、かとう・かんいちろう。日本の工学博士。東京大学名誉教授。東京大学工学部航空学科卒業後、川崎重工、ボーイング社などで実務を経験。東京大学工学部航空学科に助手として戻り、のちに教授。日本学術振興会理事なども務めた。飛行機事故関連の著書を多数残している。

熟年になっても自分を甘やかさない気持ちというのは大事ではないでしょうか。たとえば、私はもともと太りやすい方ですが、格闘技をするためと健康のために独自の減量法を編み出し30数年来続けています。


独自の減量法を編み出し30数年来続けています。それは、バランスのとれた1400キロカロリー程度の食事を一日一食だけ取るというものです。私の場合は夜食べて、朝と昼は断食です。「それで大丈夫か」と思う人もいるでしょうが、私は大丈夫だと思っています。食事をしない分、体に蓄積した脂肪が燃焼してエネルギーを補ってくれるようです。もちろん、標準体重の人や子供は三食きちんと食べた方がいいと思いますし、私の減量法がすべての人に向いているわけでもないと思います。


仕事の面でも常に新しい自分を追求することは大事だと思います。私の専攻は飛行力学ですが、40歳を過ぎてから著述に力を入れるようになりました。その場合は共著にしたり、コンピュータを使う研究の実作業を学生に任せたりしないようにしています。自分に甘えが出るからです。人を使ってばかりいると、自分では何もできないようになってしまうと思うのです。熟年だからこそ自分を甘やかさず、つねに新しい自分を追及する。そうありたいと思っています。


37歳で空手を始め、39歳で初段、50歳で四段をとりました。さらに67歳からボクシングまで始めました。こう言うと大抵かなり驚かれます。そろそろ40歳に手が届こうという年になって格闘技を始め、70歳近くになってボクシングに挑戦したのですから。友人などは正気の沙汰ではないなどと言いました。ですが、私は並外れた体力、運動神経の持ち主などではありません。でも、運動神経が鈍くて弱い私も格闘技に挑戦し続けてきたおかげで後半生の生き方のようなものが見えてきたように感じます。


減量をすると、考え方が積極的、攻撃的になり、感覚も研ぎ澄まされてくるような感じがします。最近では、減量に関する本まで書いたほどです。年をとると、太りやすくなるし、体力は衰えても仕方がないと諦めがちですが、それは早いと思います。できるだけ自分を甘やかさず、ひとつのことに取り組み続ければ、まだ新しいことができるし、人に認められる長所を持てるようになると思います。考え方が積極的になれば、日ごろの生活でも自信がわきます。


空手をやれば、年をとっていても若者と同等です。昇段試験などで組手の試合をするときには、本心ではとても怖いのですが、飛び込んでいくしかありません。黒帯を締めるようになれば、後輩の手前恥ずかしいことはできませんから、なお精進しなければなりません。


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