加藤俊徳の名言 一覧

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加藤俊徳のプロフィール

加藤俊徳、かとう・としのり。日本の医師、医学博士。脳画像診断医、小児科専門医。新潟県出身。昭和大学医学部卒業、同大学大学院修了。国立精神・神経センター、米国ミネソタ大学放射線科MR研究センター、慶應義塾大学、東京大学などで脳の研究を行った。株式会社「脳の学校」代表、加藤プラチナクリニック院長。著書に『脳の強化書』『美人のための脳アンチエイジング』『100歳まで成長する脳の鍛え方』『脳番地を鍛える』『脳はこの1冊で鍛えなさい』『脳は自分で育てられる』ほか。

昨日と同じことをしないことがマンネリ化を打破し、脳に刺激を与えます。


脳を鍛えるとは、欲求を達成するために自分の脳を組み換えていくプロセスです。その第一歩となるのが、「自分の欲求に気づく」ことなのです。


脳は緩やかに右肩上がりの成長を続けるのが本来の姿。常に新しい情報や経験を求めており、それがなければ成長は止まってしまいます。


脳が肝臓や腎臓などと異なるのは、未完の臓器であり生涯成長し続けるという点です。


いくら脳が刺激によって成長するといっても、刺激そのものがマンネリ化すると効果が落ちます。


常に部長やベテラン課長の目線で物事を考えていると、過去の経験値が邪魔して、改革するという目線が持てません。若手社員になったつもりで周囲を見渡すと、知らないことに挑むという新しい刺激が得られ、脳がさらに成長しようとするエネルギーが旺盛になります。


30代から40代は、脳が自分らしく個性化していく時期です。その一方で、仕事に慣れ、徐々に新鮮味がなくなってくる時期でもあります。この大事な時期に、いかにいろいろな経験を積み、脳を鍛えられるかが、その後の人生を決めます。


「仕事が速い」人ほど、脳が退化する恐れもあるのです。というのも、「仕事が速い」ということは、ある仕事に習熟しているということ、すなわち「頭を使わなくてもできる状態」です。こうした仕事ばかりでは、脳には刺激が与えられないのです。毎日同じようにこなすルーチンワークこそ、ときには順序や手法を変えてみたりすべきなのです。単に迅速に処理しようとせず、あえて丁寧に取り組むことで、脳のあらゆる部分を使うことを意識してみましょう。


定年を迎えて会社に毎日通勤しなくなった人は、急速に記憶力が衰えていくとよく言われます。それは、会社に行かなくてよくなったことで、「時間を意識しなくなる」ことが大きな要因なのです。逆に言えば、リタイアした後も毎日の予定をしっかり立て、時間を意識して日々を過ごすことは、ボケ防止に大いに役立ちます。


50歳を過ぎると、それまでのその人の生き方や人生観が強烈に脳に反映されるようになり、脳の個人差が大きくなっていきます。脳は何歳からでも鍛えられますが、できれば早いほうがいい。とくに30代や40代のうちは積極的にチャレンジすべきです。


「歳をとると忘れっぽくなる」とよく言われますが、これは歳をとるから記憶力が低下するのではなく、年齢を重ねることで新しいことを覚える必要性が低下し、その結果、頭を使わなくなるから、記憶力が低下するのです。つまり、脳を成長させるためには、脳を常に働かせる必要があるのです。いろいろな人と交流したり、新しいことにチャレンジしたりして、脳にできるだけ多くの刺激を与えることが大切です。


脳細胞は胎児期から赤ちゃんの時期が最も多く、その後、年齢を重ねるにつれて減少していくことから、「歳をとるにつれて脳は衰えていく一方だ」と一般的には考えられていますが、これも誤解です。確かに脳細胞は歳とともに減少しますが、成人後も、脳内には未熟な細胞が豊富にあります。アミノ酸などの身体にとっての栄養成分が供給され続ける限り、脳の未熟な細胞は死ぬまで成長し続けるのです。


「地頭のいい人」は生まれつき、と考える人は多いと思います。ですが、頭のよさとはあくまで後天的なものだと私は考えています。


もう若くないから脳を鍛えるのも限界があると思っているとしたら、それは単なる「思い込み」にすぎません。確かに脳細胞は年齢とともに減少しますが、成人後も脳内には未熟な細胞が豊富にあります。必要な栄養成分が供給されるかぎり、脳の未熟な細胞は成長し続けるのです。


脳は単純かつ不器用なので、一つの欲求を止めると他の欲求もセーブしてしまいます。欲求を呼び起こすには、自分の時間を持ち、心と向き合うことが大切です。それだけで眠っていた欲求は目を覚ます。


脳は年齢を重ねても成長できる――それは、脳は変幻自在な柔軟な器官ということ。すなわち、環境や生活習慣いかんでは衰えていくスピードも驚くほど早いのです。


脳を鍛えたいと思ったら、まず自分の欲求のビジョンを明確に描くことから始まります。脳を最も進化させる原動力――それは「今より成長したい」「何かを成し遂げたい」という強い願望にほかならないからです。


記憶系に限らず、脳は死ぬまで成長し続けます。ですから、トレーニングによって脳を自分流にデザインし直せば、今からでも「なりたい自分」になれると思っています。


脳を刺激するために新しい飲み屋を開拓するのもいいでしょう。見知らぬ店に飛び込むのは勇気が要ります。金銭的不安、店内での人間関係の構築……等々。さまざまな感情や思考が頭を駆けめぐることになるでしょう。記憶系の脳番地は、感情系や思考系の脳番地と密接な関係があります。互いに連携することによって、枝ぶりがよりよくなります。感情系、思考系の脳番地を刺激することも大切なのです。


日常の中で私自身が実行していることですが、階段を下りるときに一段飛ばしで下りてみるといいでしょう。一段飛ばして上るのは案外難しくはありませんが、下りるとなると、まったく新しい注意力や動作、筋肉の使い方が必要なので、脳にとって新しい刺激になります。年を重ねると、そういうことこそが脳の育成に繋がるのです。


時間を意識することによって刺激されるのが海馬です。その典型例がデッドラインの設定でしょう。タクシーや電車に乗っているとき、目的地に着くまでの間に「これを覚えよう」と決めて学ぶと、効果が上がります。毎日、通勤の電車内で英語の文例を、数を決めて覚えようと決めて実行すれば、成果も上がり記憶力もアップします。


仕事上、TOEICで一定以上の得点が求められるような場合は、自分をなるべく英語の情報に囲まれた環境に置くことが大切です。具体的には、自宅に「英語の部屋」をつくる。目や耳から入るものがみな英語となる空間をつくり、そこで勉強する。あるいは、書店に行った際は必ず最後に英語のコーナーに立ち寄ってから帰る。背表紙を眺めたり、何冊かを手に取ったりしてコーナーの環境に身を置く、等々がいいでしょう。脳番地はその役割と関連する情報に数多く出合うことで伸びるのです。


記憶には3種類あります。「言語による記憶」「視覚による記憶」「運動記憶」です。どれが得意でどれが苦手かは人によって異なります。脳そのものの特性に加え、自分のタイプを知ることで、効率よく記憶力の鍛錬ができます。


使わなかった脳細胞は死ぬ間際まで未熟なまま脳の中にあり続け、その人にとっての苦手な分野として未開の状態にあります。しかし、その未熟な脳細胞に効果的にアプローチすれば、脳はどんな年齢になっても伸びます。新たな刺激によって脳は変わりうるのです。


脳は使うことによって成長します。経験、刺激が加わることによって、脳の中身・質が変わるのです。ですから、脳をどんなふうに使ってきたか、脳に対してどんな経験、刺激を与えてきたかによって、人それぞれ臓器としての脳の中身・質は大きく異なっています。脳は、いわば個性のある臓器なのです。


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