内藤忍の名言 一覧

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内藤忍のプロフィール

内藤忍、ないとう・しのぶ。日本の経営者。マネックス証券系列会社の金融教育会社マネックス・ユニバーシティ社長。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社し10年にわたり為替ディーリングをはじめ、各種金融商品による運用業務に従事する。MITスローン・スクール・オブ・マネジメントにてMBA取得。シュローダー投信投資顧問で債券と国際分散投資担当のファンドマネジャーを務める。マネックス証券設立に共鳴し同社へ移り商品開発、資産設計などを担当する。各種資産運用セミナーで個人投資家へのアドバイスを行っている。主な著書に『内藤忍の資産設計塾シリーズ』『こんな時代を生き抜くためのウラ「お金学」講義』『高校生にもわかる「お金」の話』など。

資産とは、「貯める」ものではなく、配分を「デザインする」もの。


最初からひとつひとつ積み上げていこうとすると、負担が大きすぎて挫折の原因になりかねません。まず全体を小さく分割し、自分にとって都合のいい部分から始めれば仕事への着手は容易になります。


朝の起き抜けの立ち上がりを良くして有意義に過ごしたいと思うなら、何か習慣をつくって体にリズムを刻みこんでいくとよいのではないでしょうか。ブログやトレーニングに限らず、新聞を読むでもいいでしょう。20から30分で一通りこなせることを探すとよいと思います。


仕事を続けていくためには、まず目標に向かうパッションが必要です。そして、いまのやり方で本当に目標が実現できるかを客観的に判断する存在があるといいと思います。自分の中に情熱的な部分と、冷静な部分の二面があれば理想的ですが、そうでない人の場合はパートナーを見つける、先輩に教えを請うなどアドバイスをもらえる人を見つけておくとよいでしょう。


アイデアをまとめるときはパソコンではなく、だいたい紙から入ります。アナログの方が人間味が出て面白いというのもありますし、どこでもサッと取り出せてそのまま書けたり直せたりする点が便利です。


情報はランダムに集めたところで、何かの形になるわけではないのです。情報収集そのものは重要ですが、仕事の中でアウトプットを意識しながら集めていく方が、はるかに効率がいいでしょう。


人付き合いで大切なのは数ではなく質といえます。人付き合いがいいというのは褒め言葉かもしれませんが、そのために無理をする必要はありません。それに大勢の人と付き合うことは、リスクを増やすことにもつながります。自分なりの付き合いの基準を持って、ときには人間関係の損切りを行ってもよいのではないでしょうか。


苦手な仕事を後回しにすると、嫌な気分を長く引きずり、他の仕事にまで影響を与えかねません。そうならないためにも、苦手意識のある仕事は細切れにして、さっさと手をつけましょう。


原稿を書くとき、紙に全体の構成を書き出し、合間合間に見直して内容や話の流れに繰り返し修正を加えます。スキマ時間を利用して構成を決めてしまえば、あとはキーボードを打つだけなので、さほど時間はかかりません。


会議が予定より早く終わったときなどに突発的に生じるスキマ時間は、たとえば次に出す本の企画をどうするかなどのアイデアを絞るのに使います。たとえば、最近はA4サイズの紙にまとめた未完成の企画書をいつもカバンの中に入れてあるので、空いた時間にとりだして内容を見直すようにしています。


私は不特定多数の人が集まる異業種交流会などにはほとんど参加しません。仕事で必要な人脈や情報が得られることを期待して出かけていく人も多いかもしれませんが、さして興味がわかない場所に行き、漫然と名刺交換をしても、仕事で生かせる人脈をつくるのは難しいものです。


仕事でも、楽しく仕事ができる人とチームを組んだ方が、アウトプットも出やすいものです。何だかイヤだなと思っていると士気も下がっていきます。人間の能力は不変ではないので、状況や付き合っている人に左右される部分も大きいのではないでしょうか。


金融業界でもクビになった途端、その人の周囲がサーッと引いていくことがありますが、やはり寂しい話です。お互いそのような思いをしないためにも、利害関係ではなく、好きかどうかという素直な基準で付き合い方を考えればいいでしょう。


付き合う人は単純に「楽しいから付き合う、楽しくなければ付き合わない」という基準で決めています。楽しいというのはひとつの価値なので大切にしたいと思いますし、たとえ役に立つ話を教えてくれても、一緒にいるのが苦痛であればその関係は続かないでしょう。


ものごとを持続させるため他の人の力を借りるのも一案です。私の場合、ピアノは先生に自宅に来てもらうようにしていますし、トレーニングはパーソナルトレーナーをつけています。トレーニングに関してははじめ、自分で腹筋や腕立てを毎日続ければいいと思っていたのですが、人からのアドバイスでトレーナーをつけてみたら効果の上がり方がまったく違いました。同じ時間を使うのであれば、費やした時間に見合う効果が欲しいので、ときどきプロの目でフォームをチェックしてもらっています。


いつも3日坊主で終わってしまうという人は、持続するための仕組みをつくることから始めるとよいと思います。私の場合は、手帳に記録することがその役割を果たしています。毎日体重を量って記録する、ピアノを練習した時間を書いておく。ふとしたことでやる気をなくしても、手帳にある過去の記録が目に入ると、これだけ続けてこれたのだからもう少し頑張ってみようという気持ちになれ、逆境にも強くなります。


毎朝書くブログは半分義務のように感じていますが、やはり楽しいことでもあるから起きられます。起きてしまえば出かけるまでの日課はルーティン化されているので、体が自然に動くのです。


朝が弱い人のほとんどは夜が遅いのではないでしょうか。朝の時間帯というのは「○時までにこれをやらなくてはいけない」というように時間が制限されがちですが、夜はその制限がないためなかなか時間が区切れず、対夜更かししてしまうのではないかと思います。


仕事では、重要なポイントを先に押さえて、そこを深掘りすれば、最後には形になっていきます。


試験のとき、問題を最初から順番に解いていくと時間切れで解けたはずの問題が手つかずになったりしますが、まず全体にサッと目を通して簡単なところから手を付ければ、限られた時間で最大の成果をあげることができます。


講演用の資料をつくるとき、私が1時間の講演で使う資料はパワーポイントで8枚程度なので、まず1枚の紙を八つ折りにして、1マスを資料1枚だと考えてみます。あとはその紙を持ち歩き、8マス全部をどうやって埋めていくかをスキマ時間に考えて、思いついたときにメモしていきます。投資の話を個々に入れたいから、その次は裏付けデータを入れようといった具合に、全体を見通しながら進めていき、最後に清書すれば出来上がりです。


ものごとは最初から全部を完ぺきにやらなくてはいけないと思うと、気が重く感じられてなかなか手が付けられないものです。学生時代、テストのためにシェークスピアを原文で200ページ読まなくてならないことがありましたが、要領のいい友人を見ていると精読などせずパッパとページをめくって、重要と思った個所に線を引きながらとにかく最後まで読んでしまう。翌日と翌々日も同じことを繰り返し、最終的に3回線が引かれたところがヤマと判断してそこだけを勉強していたのです。ヤマが当たるとは限りませんが、これならおっくうさが軽減されるし最初に全体を見通すことができるので自ずと優先順位が決まっていきます。仕事でも幅広く応用できる方法です。


運用に成功している人に共通するのは、いい銘柄を嗅ぎ分けるセンスなどではなく、几帳面に続けていることです。老後にかかるお金について、漠然と不安がるより、とりあえず5000万円必要、といったように具体的に書いてみることで目標ができ、次にとるべき行動が見えてきます。


講演の資料を作成するのは、私にとってあまり得意じゃない仕事です。一気にやろうとすると嫌になってしまうので、この時間に下書きをしよう、というふうに少しずつ進めておきます。すると、一回ごとに小さな達成感が得られ、先が見えてくるので、苦手な仕事でも不思議と苦ではなくなるんです。


一人でやる仕事は、とくにスケジュールに書き込みませんが、原稿のプロットをつくったり、チェックするのは週末か朝晩の通勤時間中のバスや電車の中と決めています。通勤時間は45分と限られているので、降りるまでにこれをやってしまおうと決めると、細切れの時間でも、ものすごく集中できて効率がアップするんです。


投資で勝つためには、勇敢である必要はありません。ミスをしないことが大事です。そうすれば、大勝負に挑まなくとも、相対的にリターンは上がっていきます。大前提は、市場で生き残り続けること。このことを肝に銘じ、資産運用に挑んでください。


投資で大勝負をするなら、失ってもいいお金でやるべきです。決して虎の子をつぎ込むべきではありません。


新興国市場となると、右肩上がりの角度も急ですが、途中の下げもさらにキツくなります。さらに政情などのカントリーリスクも考え合わせなければなりません。将来的な成長性を見て、新興国に投資するのはいいですが、下げに耐えられずに途中退場することにならないよう、投資額には配慮すべきです。


投資における大事なポイントは「下がったところでやめない」ことです。途中の下げで狼狽売りをしないためには、損失を一定以上に大きくしないことです。そのための手法が分散投資なのです。世界的にマーケットがクラッシュしても資産を分配していれば、なんとか修復できます。


投資をやめた大半の人は、損をしてやめています。得をしてやめる人は少ないのです。しかし、株価が下がって、投資をやめた時点こそが底であって、そこから持っていれば上がった可能性もあります。相場は上げ下げを繰り返しながら、全体としては右肩上がりで上昇するものです。


「投資なんて儲からないんでしょ」と、うそぶく人もいます。知人が株で大損したり、あるいは自分自身が当事者であったりすれば、投資なんてコリゴリと思うのも仕方ないかもしれません。しかし、投資で損した人は、損をしたところで投資をやめた人だという事実を認識してほしいのです。


金融商品を購入する際、コスト(手数料)は利回りにしっかり響いてきます。証券会社を比較しても、まったく同じ商品でも販売先によって手数料が異なります。利回りアップを狙うなら、コストはシビアに比較していきたいものです。


外貨預金はハイリスクローリターンの商品です。一見、高金利でお得に見える商品もありますが、買い付け、売却の際にかかる為替手数料を差し引くと、2%程度の金利はすぐ吹き飛んでしまいます。リスクはしっかり取らされて、リターンの大半を金融機関に持っていかれたのではたまりません。リターンを計算する際は、コスト(手数料)を差し引いて考えることが大切です。


リターンの振れ幅を小さくするのが分散投資の役割です。国内株式とは、リスクの種類や値動きが異なる、国内債券、海外の株式・債券などに分散して投資する。これが、資産全体のリスクを軽減し、利回りを安定させる近道となります。


最も重要となるのが資産配分です。投資の成果の約80%は資産配分によって決まると言われています。何の銘柄、商品に投資するかではなく、資産配分を考えることが、利回りアップを目指す第一歩になるのです。


リスクを取らなければ、利回りアップは得られません。しかし、大事な資産をパーにしてしまったのでは元も子もありません。「どこまで損する可能性があるのか」、さらに「自分はどこまで損失を許容できるのか」を考えることが大前提です。つまり、リターンではなく、リスクから考え、そのなかで一番いいリターンを出していくのかを考えるのです。


金融マーケットの大常識は、高いリターンが期待できる投資対象は、同じくリスクも高いということです。ローリスクハイリターンの商品はあり得ません。そんな話は聞き飽きたと思うかもしれませんが、多くの人は投資をする際にリターンしか見ていません。ある株を買う際に、最悪どこまで下がるか考えたことがあるでしょうか。過去、どこまで下がったことがあるのかチェックしたことはあるでしょうか。いくら上がったら売ろうと、得することだけを考えてはいないでしょうか。


どの程度までリスクを背負えるかは各人の事情によって違いますから、資産デザインに万人共通の正解はありません。自分に適した資産デザインを探すことができれば、投資の成功に大きく近付きます。


資産運用の実績は、「資産配分」「個別の銘柄選択」「投資タイミング」という3つの要素で決まります。その中でも特に大事なのが「資産配分」。年金や各種ファンドの運用実績を分析した研究で、投資実績の8割が資産配分に左右されることが確認されています。


資産運用で重要なことは何だと思いますか? 多くの人は「お金を増やすこと」だと思っているでしょう。それも間違いありませんが、実はもっと大切な視点がある。それが「リスク管理」です。


やりたい仕事や、お仕事をご一緒したい人をいつも具体的に手帳に書いています。チャンスが来たら遠慮は禁物。ダメもとと思って恥ずかしがらず、素直にアプローチします。


私がお勧めするのは、服をまとめ買いをして、お店の店員と仲良くなることです。多くの人は、一回の買い物で一着だけを買うことが多いと思います。しかし、そうやって買っていくと、好きな色の洋服ばかり買うことになり、結果的に洋服ダンスに同じような色の服が並ぶことになります。気に入ったお店の気に入った店員を見つけたら、その人を指名して、すべての服をその人から購入し、管理までお願いしてしまう。つまり、店員を自分のスタイリストにしてしまうのです。まとめ買いは、一見高くつきそうですが、ムダな洋服を買わなくなり、結局はお得。大切なお得意さんとして、踏み込んだアドバイスもしてもらえるし、一石二鳥です。とくに、洋服を選ぶのが苦手な人や、センスに自信がないという人は、店員を上手に活用すると良いでしょう。


私の場合、スーツにネクタイというフォーマルな服装をすることはほとんどありませんが、カジュアルであっても、色使いや素材の質の良いものを選んで、艶のある服装をするように心がけています。また、シチュエーションに合わせた服装も重要です。たとえば、普段と違ったカチっとした服装で訪問すれば、「今日は真面目な話をしに来ました」ということが相手に伝わります。反対に、プライベートでの食事の場で堅い格好をすれば、相手とのあいだに心理的な壁ができてしまいます。相手と親しくなりたいのなら、思い切りカジュアルな服装にしてみるとか、服装から伝わるメッセージにもっと気を配るべきです。


借りを返すチャンスは、慌てずに待てば必ずやってきます。せっかくお礼の品を贈るなら、相手の好みや興味関心をとことんまで研究し、相手の状況や立場を考慮した一品を差し上げたいじゃないですか。これは、お金がなくても、知恵さえあればできることです。相手の期待を超えたサプライズで、相手に喜んでもらえることを心がけています。


会食などをしたときに帰り際に、「今日は来て良かったな」とか「お土産をもらったな」と相手に感じてもらうのが理想です。お土産というのは、何も折詰に入ったお菓子を用意することではありません。相手が欲しい情報を提供したり、人を紹介したりすることが、本当に喜ばれるお土産になります。あるいは、食べることが好きな相手なら、食通なら誰もが「おいしい!」と絶賛する店に連れて行きます。それだけで相手は、「この人とつき合っていれば良いことがありそうだ」と思うはずです。あまり打算的になっては逆効果ですが、相手を手ぶらで帰さずに、「得たものがあった」と感じてもらうように努力することが、次に会うチャンスへとつながっていくのです。


30分のミーティングであれば、30分という時間を相手からもらうことになります。それによって、相手が得るものがなければ、相手にとってはムダな時間になってしまう。まして、遅刻をしたり、何をしに来たのかよくわからない話をしたりするのは、相手に対して失礼です。そうならないためには、相手に会う目的を明確にすることが大切。相談にうかがうのか、それとも情報交換のための打ち合わせなのか。相手がこちらに期待している以上のメリットを与える気持ちで臨むようにしたいものです。


将来に向けた資産形成のための投資なら、大きく勝つことより、「大きく負けない」ことを強く意識すること。大きく勝とうとすると、無謀な投資になってしまい、リスクの取りすぎで失敗します。


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