内田和俊の名言 一覧

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内田和俊のプロフィール

内田和俊、うちだ・かずとし。日本の人材育成コンサルタント。東京都出身。早稲田大学法学部卒業。大手不動産会社を経て、コンサルタントとして活動。人材育成を専門とし、ビジネスマン、プロスポーツ選手、経営者まで広くコーチングを行う。PHP認定ビジネスコーチ上級。日本コーチ協会全国大会で、「日本において成功したパイオニア的コーチ」に選ばれる。主な著書に『依存する人を変化を起こす人にどう育てるか』『ちょっとした言葉グセを直すだけで、あなたの人生は変えられる』『仕事耳を鍛えるビジネス傾聴入門』『俺様社員をどうマネジメントするか』『あなたの邪魔をする壁が小さくなる方法』など。

ただ一回ガツンと言っただけで、部下が「その通りです。来週から心を入れ替えます」などと改心することは絶対にありえません。それどころか、逆ギレしたり、開き直ったりします。上司としては注意するのもバカバカしくなるでしょう。しかし、もし上司が何も言わなかったら、部下はそのままでいいと思ってしまいます。一回逃げて楽をした「成功体験」を身につけてしまうと、その後も同じことを繰り返すようになります。


マネジメント経験の長い支社長、支店長クラスの方は、よく「管理職の仕事は、部下に『言う』ことではなく、『言い続ける』ことだ」と話します。「内田さん、3年間言い続けてようやく聞いてもらえるようになった」「やっと言い続けてきたことが浸透した」などなど。まさにその通りで、部下を変えるには「言い続ける」しかありません。


部下の失敗はほとんどの場合、上司の想定内で起こります。決して後から挽回できないものではありません。だから、上司を見ているのは失敗そのものではなく、失敗したときの対応です。そこに部下の本性が出ます。上司は、失敗を隠したりごまかそうとするから怒るのです。逃げる、隠れるは最もやってはいけない行為です。


最初にガツンと怒らないと、部下は自覚しません。言葉は悪いですが、犬や猫と一緒です。言わずに我慢して、我慢して、最後に注意しても、「だったらもっと早く言ってくれればよかったのに」などと平気で言うのが失敗すると「逃げる」タイプの部下の典型なのです。


ビジネスにおける「ゴールデンエイジ(吸収力・成長力が格段に高い時期)」は、私は入社1~2年目だと確信しています。二度目はありません。上司や先輩のコントロールが利きやすいこの時期に徹底して基礎から教育しないと、プライドが高く自己主張が強い部下の上から目線は直りません。上司は心を鬼にして、厳しく接する必要があります。嫌われたり、辞められることを恐れてはいけません。


現場で部下を注意する際は、言い方には気を付けてください。見ている人が不快に感じたら、ハラスメントになってしまいます。たとえば、「あなたは○○だ」と「you」が主語だと反発を招きますが、「僕から見ると○○に感じる」と「I」を主語にして伝えれば、ソフトな表現になります。


多くの場合、問題ある新人は一回二回の注意では改善しません。「うざい」などと反発されることもあるでしょう。諦めたら容認されたと思われてしまうし、周囲にも示しがつきません。何回でも言い続け、構い続けるべきです。私が見る限り、上が指導し続ければ、8~9割は普通の社員になっています。


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