八塩圭子の名言 一覧

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八塩圭子のプロフィール

八塩圭子、やしお・けいこ。日本のアナウンサー。東京出身。上智大学法学部法律学科卒業後、テレビ東京に入社。報道局経済部記者を経て、アナウンス室に異動しアナウンサーとして数多くの番組に出演。その後テレビ東京を退社しフリーのアナウンサーとして活躍した。フリーアナウンサーの仕事をこなしつつ法政大学大学院社会科学研究科経営学専攻修士課程修了。関西学院大学商学部の助教授・准教授、学習院大学経済学部経営学科特別客員教授なども務めた。主な著書に『女性アナウンサーという生き方』『八塩式マーケティング思考術』『視聴者のテレビ視聴行動とテレビ局選好の仕組み』など。

時間をかければいいものができるかというと、そうではありません。むしろ、与えられた時間内で、いかに集中してアウトプットを出すかの方が、どれだけ準備に時間をかけるかよりも重要だと思います。


できるだけ時間を無駄にしないようにと、自分が意味がないと判断した仕事は、断ることも多いです。


やれば必ずいい経験になる。そう思って、あれもこれもと手を出しています。


私はひとつのことをじっくりやるより、いろんなことを同時にやるのが好きですね。ひとつのことに絞り込むと、それを失ったら突然、行き場がなくなってしまう怖さがありますけど、いくつかやるべきことを抱えていると、かえってバランスがとれている気がします。


私は何かを始めたら、結果にたどり着くことより、過程そのものが楽しいんです。大学院のときだって、いま思えば一緒に学んだ同士とのネットワークこそが、かけがえのないものだったし、日本酒の利き酒師や、ワインコーディネーターの資格も取りましたが、資格そのものより、新しい世界を経験したという気持ちが強かったです。


新しい話をいただいても、最初は「これ以上やりくりできるかな」「できっこないよな」と、恐る恐るの気分です。でも、最初はそろりそろりと抜き足差し足の状態だけど、いよいよ踏み込んだら、もうやらざるを得ない状況に陥って、ようやく集中モードに入るわけです。


イベントなどで、台本もできていないのに1か月も前から打ち合わせをしようとする人がいます。たしかに、ずいぶん前から打ち合わせをすると、準備している気分になって安心するんです。でも、台本もできてないのに打ち合わせしても、結局何も決まらないことが多い。それなら、もっと直前になって、集中して打ち合わせしたほうが、遥かに効率的です。だから、パッと集中して打ち合わせして、直前にやるだけ準備をやって、終わったら終わり。それくらいの気持ちの切り替えも大切だと思います。


直前に集中するスタイルがベストかどうかは、人それぞれだと思います。ただ私は、そうやってアウトプットの機会をつくって、そのタイミングに合わせて事前に準備するというスタイルが、最も自分に合っています。夏休みの最終日状態だからこそ、宿題がはかどるのと同じです。


仕事のパターンを固めておいて、その直前に集中して準備するというサイクルは、アナウンサーの経験から培ったものです。テレビの世界では、とくに生放送の現場は、究極の集中力の現場です。とにかく、その放送だけに集中して、終われば終わりの世界。準備はデッドラインまで集中してやって、温まった状態で、そのまま本番に突入する。本当に集中力の世界です。


いつ、どの仕事の、どの準備をしてというのは、常に自分の頭の中に入っています。ここでこれを考えてと、毎日の中でのルールづくりをしておくわけです。でも、ほとんどは本番の直前に準備です。そもそもアナウンサーの仕事は、直前の集中力が勝負です。


中途半端な時間にダラダラやるのではなく、あくまで集中して直前の2日間に準備する。それまで、大学の仕事にはフタをしています。こうやって集中して準備する方が、細切れ時間でちょくちょく積み重ねて準備するより、私の場合効率がいいんです。


週二日間、大学で教えるのにも、それなりの準備が必要なので、資料作成などは直前に集中して仕上げます。ダラダラやるのは、性に合わないんです。


毎日、いっぱいいっぱいです。いつも時間に追われています。決して時間管理が上手なわけではないんです。でも、直前に集中して、なんとか個々のアウトプットに帳尻は合わせています。


私の場合、結果より過程を大事にするので、スケジュール管理は、実はそれほど重要ではないんです。最初から結果を求める人は、そのためのスケジュールをきちんと組んで、それから段取りを用意して……とやるんだろうけど、私の場合は、時間のやりくりへの関心は正直あまりありません。


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