八城政基の名言 一覧

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八城政基のプロフィール

八城政基、やしろ・まさもと。新生銀行会長。京都大学法学部および東京大学大学院卒業。エッソ石油に入社。社長まで勤め上げる。その後、シティバンク子会社などを経て新生銀行の役員となる。

アメリカの会社はとにかく人を育てるのに熱心でね。この男のいいところを引き出そうと、いろいろチャンスを与えられた。僕の経営者としての能力は、そこで完全に作られた。


日本の大企業は30代半ばまで誰もが平等に扱われるから、有能だった人も平均点になっちゃう。企業でも政治でも、リーダーなんて自然に出てきやしないよ。作らなくちゃ。その人が能力を発揮できる環境を作って、ダメなやつは落としていく。


老人はもう、黙っていればいいんだ。退職金をもらってさっさと辞める。それが一番大切だよ、日本再生には。


日本で高度成長が起きたのも、敗戦で古い世代の人がみんな辞めさせられて、経営者が一気に若くなったから。会社でも、30歳で候補を見つけて45歳で社長にするくらいのことが必要だよ。


日本企業は従業員経営ではなく、スローガン経営だと思います。従業員のために経営をしていると言いながら、業績を上げて、他社より高い給料を払うことはできない。それから、余剰人員をじっと抱えて、生産に貢献していない人たちの給料まで払わないといけないということは、一生懸命働いている人にとってはマイナスになります。しかし、それはあくまでも現象です。雇用の根本問題は労働の流動性がないことだと思います。


日本の企業形態そのものが根本の問題です。新卒後に就職した企業に定年まで勤め続ける人がほとんどのため、人材の流動性が見られません。そのため、新しいものの考え方や発想が出にくい。みんなが同じことを考え、同じことをしなければならない。チャレンジしても、その声は少数ゆえに消されてしまいます。


会社のためではなく、自分のために働かなければいけません。日本の社員はロイヤリティ(忠誠心)が高いと言われていますが、その社員を路頭に迷わせるような経営を企業はしているわけです。ですから、これまで日本型経営の優れた点とされてきたことを根本的に見直していく必要があると思います。


私は新入社員に4年ぐらい言い続けていることがあります。それは、この銀行に長くいる必要はないということです。ここにきて働く以上、毎日が自分にとってチャレンジであるようにと。新しいことを知り、知識を増やし、能力をつけなさい。その能力をもっと高く買ってくれるところがあたら、そこへ行ってもかまわないと。


秩序と安定を大切にした日本社会が、いかにして変化を再生に生かしていくかが重要になってきます。あくまでも変化を避けて通ってはいけません。むしろ、みずからが変化を起こすくらいの気概を持つべきだと考えています。


僕の人生は、みんなワイフが決めたようなものだね。アメリカの石油会社に就職したのも、大学院を卒業して子供が生まれて「大学の先生になれるか分からないから、働いたら」と。定年後にシティバンク、新生銀行に呼ばれたのも、ワイフのおかげだ。


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