八代元行の名言 一覧

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八代元行のプロフィール

八代元行、やしろ・もとゆき。日本の経営者。第一成和事務所社長、全国保険代理業協同組合連合会会長。千葉県出身。青山学院大学卒業後、千葉銀行に入行。同行に7年間勤務したのち退社し、岳父が創業した保険代理店の第一成和事務所に入社。岳父の死去に伴い社長に就任。また、全国保険代理業協同組合連合会会長を務めた。

首都圏直下地震も想定されるなか、東京だけに情報を集約しておくことは危険です。そこで当社では、もし東京の本社が被災したときには、すぐに代行できる第二次拠点を京都に設置し、マネジメントの維持や情報の発信ができるような体制を整えています。データの管理についても、バックアップのサーバーを九州に置いて、データの消失・破損といったリスクを最小限に抑えています。これは、当社の強みというよりも、むしろ業界の使命として、全体的にレベルアップしていくべき事項だと思います。


銀行時代は、主に融資を担当していました。昨今の銀行では、社長に会うこともなく、財務諸表や月次決算の数字をパソコンに打ち込むと、すぐに数値が出て融資の可否が決まってしまうといいますが、当時は、中小企業の経営者と面談をして、考え方を伺ったり、その人柄を感じ取ったり、また事務所の雰囲気や従業員の対応なども参考にしながら融資の可否を決めていました。まだ20代半ばでしたが、相応の裁量も与えられ、日々成長とやりがいを感じながら仕事ができたことは、とても幸運だったと思います。


アメリカの保険代理店を訪れたとき、デスクに2台のモニターがあって、一人が同時に2つの画面を開いて仕事をしていたのです。こうすると、ひとつの画面を開いたまま、もうひとつの画面で別の仕事をしたり必要なことを調べたりできます。これは便利だということで、帰ってからすぐに「デュアル画面」を導入しました。


お客様にも分かるような指標とは何かを考えたとき、やはり説得力があるのは第三者による評価です。そこで目をつけたのが、「ISO9001」と「プライバシーマーク」でした。ISO9001取得によって、当社の顧客サービスの品質の高さ、透明性、および公平性が国際基準で認められたことになります。ちょうどそのころ、個人情報保護法が施行され、顧客情報の管理が企業に厳しく問われる時勢になりました。保険代理店は、すべての情報が個人情報と言ってもいいくらいです。それを、「社員全員、漏れないようにちゃんと管理しています」と口で言うだけでは、お客様に証明することにはなりません。そこで、これも第三者機関に証明してもらう形で「プライバシーマーク」を取得したのです。保険専業代理店で、ISOとPマークの両方を取得しているところは、まだほとんどないのではないでしょうか。


東日本大震災が起きた数か月後、震災の現地に足を運び、被害の深刻さに大きな衝撃を受けました。と同時に、こういうときのためにこそ、我々の仕事があるんだという、職業的な使命感がふつふつとわき上がってきたのを覚えています。


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