假屋崎省吾の名言 一覧

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假屋崎省吾のプロフィール

假屋崎省吾、かりやざき・しょうご。日本の華道家。東京出身。園芸好きの両親に影響を受け園芸少年として育つ。早稲田大学文学部在学中、いけばなの「草月流」本部教室に入門。家元の勅使河原宏氏から教えを受ける。数か月間のアパレルメーカー勤務を経て、アルバイトをしながらいけばなの修行に専念する。その後、草月工房に入社。草月出版新人賞、ディスプレイデザイン賞などを受賞。財団法人草月会評議員、草月流師範会理事、草月流本部講師を歴任したのち独立し、假屋崎省吾 花・ブーケ教室を立ち上げる。国内外を問わず、数々の重要イベントにて花のプロデュースを行った。

経済的な無理をしすぎてはいけませんが、精神面での背伸びに一切の制限はないはずです。「自分はこの程度」だなんて思わずに、自分がいいと思うもの、素敵だと思うものを徹底的に追究してください。


いまのように世の中が混沌としていると、「身の丈に合った生き方をすればいい」と考えたくなる気持ちもわかります。でも私は、いまの自分を基準にせず、「背伸び」をすることをお勧めします。そうすることで、次第にそれが「身の丈」になっていくんです。


少しずつ仕事が舞い込むようになりましたが、それでもすぐに楽にはなりませんでした。お仕事の予算が10万円だとすると、10万円どころか自腹を切ってもっと使っちゃうので、それじゃ、儲かるわけがありません。中途半端は嫌いな性格なので、自分が納得いくまでとことんやっていて、気がついたらそうなってしまうんです。でも不思議なことに、そうして自分がいいと思うものを追究していくと、つぎ込んだ以上のものが次のお仕事として返ってくるんです。「出さなきゃ入ってこないんだな」と実感した時期でもありました。


転機は、20代の終わりから30代の初めにかけて、銀座や神田の画廊で個展を開催したことです。もちろん、スポンサーなんて居ませんから、全部自費。でもその個展をやったことで、美術雑誌や見に来て下さった方々の目にとまり、それから少しずつ、企業からディスプレイのお仕事などが舞い込むようになりました。


花の修行をしながらマクドナルドでアルバイトをする日々。けれども、将来の望みが見えていなかった一方で、「たとえお金にはならなくても、一生、花の仕事に携わっていこう」という気持ちに迷いはありませんでした。不安であっても、毎日が充実している。そんな不思議な精神状態だったことを覚えています。
【覚書き|修業時代を振り返っての発言】


私は、お仕事や教室などでたくさんの若い方々をみていますが、みなさんオシャレで、いい意味で個性豊かです。礼儀正しい人もとても多いと思います。「最近の若者はなっとらん」なんておっしゃる人もいるけれど、私から見たら、むしろ中高年のほうにマナーで問題のある方が多い気がします。いまの若者たちは、優しさと美しいものへの感性を兼ね備えた素敵な方々が多いと感じます。


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