俣野成敏の名言 一覧

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俣野成敏のプロフィール

俣野成敏、またの・なるとし。日本の経営者。福岡県出身。大学卒業後、シチズン時計に入社。会社の赤字転落によって30歳でリストラ候補となる。一念発起して社内ベンチャー制度に応募し、小売業未経験でメーカー直販の在庫処分店を開業。同事業を年商14億円の無借金企業へと成長させる。その功績が認められ33歳で現役最年少役員に抜擢された。その後、40歳で最年少上級顧問に就任。同社を退職したのち複数の事業を経営している。著書に『プロフェッショナルサラリーマン リストラ予備軍から最年少役員に這い上がった男の仕事術』など。

得意不得意を見極めるには、どんな仕事も一度は「一生懸命やってみる」ことが必要。


本当にやりたい仕事ができていれば、オンとオフは融合していく。


個人的感情ではなく、「どう喜んでもらうか」「世の中にどう貢献するか」と考えると、楽しい気持ちになってくるものです。


適性は自分よりも周りの人のほうがよくわかっているものです。


仕事で成果を出せば、あなたの影響力が高まります。そのため発言権が強くなって、意向を聞いてもらいやすくなります。


会社にとって社員は最大のリソースですから、社員同士が話をして、ナレッジを共有することは非常に有益。


ビジネスマンが成長するのは、より多くの仕事、より大きな仕事に挑戦したときです。


プロフェッショナルサラリーマンとは、自分で仕事をつくって、回して、稼ぐことができる社員のことです。それ以外のサラリーマンは、どんなに役職が上でも、どんなに社歴が長くてもアマチュアサラリーマンです。


世の中の変化に伴って、いまの市場がなくなる可能性もあります。そうなったとき、いくら「私はこの仕事がこなせる」と胸を張ったところで、言われた仕事をこなすだけでは、結局、廃業を余儀なくされるのです。


私は大学卒業後、東証一部上場企業に入社したものの、30歳のときにリストラ候補になりました。そのとき、転職を考えたのですが、私にはこれといった専門性がありませんでした。海外駐在員になったりもしましたが、ゼネラリストとしていろいろな部署を転々としていたのです。そのような典型的な何でも来いの文系型サラリーマンの市場価値は高くないのです。


プロフェッショナルサラリーマンとアマチュアサラリーマンの決定的な差異は、上司から仕事を仕入れる側か、仕事を自ら創出して社員たちに提供する側かという立ち位置の違いに表れます。アマチュアがいくら「私は仕事ができます」といっても、それは上司がつくった仕事を仕入れて、それを回転させているにすぎません。上司から仕事をもらっているうちは、まだプロフェッショナルとは呼べないのです。


最悪のコンディションのときでも、アウトプットはいつも通りのレベルが保てるようになれば、プロフェッショナルになったと言えるのではないでしょうか。


プロフェッショナルになることで、会社の業績低下やリストラの噂に一喜一憂する必要はなくなります。何よりも、毎日が充実して、仕事が面白くなります。


厳しい社会情勢の中で、起業して成功する人はごくわずかです。そもそも、起業して成功するのは、会社員時代から優秀だった人なのです。だからまずはプロフェッショナルサラリーマンになれば、そのまま会社で働き続けるか、起業するか、あるいは企業内で前例のない働き方をするかといった様々な選択肢を手にすることができるのです。


日本経済全体が伸びている時代は、誰がやってもそれなりに勝つことができたといえます。アマチュアの手を借りたいほど市場が拡大していたからです。それがいまや、大企業に入っても定年というゴールを迎えられる保証はどこにもないのです。ところが、時代が変わっても「企業はヒトで成り立っている」という事実は絶対に変わらない。サラリーマン受難の時代になることによって、プロフェッショナルの必要性はますます高まっているのです。


リストラ候補になる前の私は、上司の指示をこなしさえすれば定年まで会社にしがみついていけると思っていました。でも、リストラ勧告を受けて目が覚めたのです。これからのサラリーマンはプロフェッショナルでなければ生き残ることはできないと思います。


社内ベンチャー制度は聞こえはいいかもしれませんが、制度への応募は退職前提の片道切符でした。しかも、2年間という期限付き。挑戦してみてダメだったら、転職のネタくらいにはなるかもしれない、と思ったほどです。同じようにチャレンジする同世代はおらず、彼らは他社に活路を求めていったので、何かしら負けん気が出たこともあります。
【覚書き|リストラ候補になったのをきっかけに社内ベンチャー制度に応募したことを振り返っての発言】


組織では、どんな提案に対しても、2割は賛成、6割は日和見、2割は反対するものです。この反対する2割を説得しようとしてもイライラするだけ。日和見の6割についても、なんとか賛成に回らせようとするのは得策ではありません。重要なのは、自分たちを「勝ち馬」に見せることです。勝ち馬には乗りたがるものなのです。まずは情報を発信すること。すると、そのうちに「何か面白いことをやっているみたいだよ」という雰囲気が広まり、「協力できることがあればするよ」と言ってくれる人が現われてくるはずです。


会社の中で少しでも大きな仕事をしようとすれば、あちらこちから反対の声が挙がります。会社というのは部署ごとの部分最適の集合ですから、部署の枠を超える仕事をしようとすれば、逆風が吹くのは当然です。むしろ、逆風が吹いていないときは、「自分はチャレンジをしていない」と反省する必要があるかもしれません。


人事は上司や会社が決めるものだと思っている方が多いでしょうが、それは半分正しくて、半分は間違っています。人事というのは、要するにマッチングです。野球のドラフト制度と同じで、「この部署に人が欲しい」となったときに、「あ、あいつがいるな」と思い浮かべてもらえるかどうかで決まるのです。私が香港に異動になったときも、辞令が出たのは、飲み屋で上司に海外赴任の意向を聞かれた少しあとでした。


異動をネガティブに捉えるのではなく、上司や会社に、自分に何を期待しているのかを確認するべきです。その際に、「今度の異動先で成果を出したら、私が希望する仕事をさせてもらえますか?」と尋ねてみてもいいでしょう。


イライラを解消するためには、「イライラノート」をつけることも有効です。社内起業をしたばかりで、なかなか思いどおりにいかなかった頃に始めた習慣です。ノートの左側に、何に対してイライラしたのかを書きます。イライラするということは、「こうすればいいのに、どうしてそうしてくれないんだ」と他人に対して思っているということですから、自分にはその人の改善点が見えているということです。その改善策を右側に言きます。改善策は、自分ができることではなくてかまいません。むしろ、自分もできないことがほとんどでしょう。それでも、「こうすればいい」ということがわかる「視野」を持っていることを「見える化」するだけで、イライラ解消に効果があります。


「指示された内容には入っていないけれども、指示の目的を考えればこれもやっておくといい」というプラスアルファをする。つまり、気を利かせる。そうすれば上司や会社の評価が上がり、時間を自由に使わせてくれるようになっていきます。


上司や会社の考える100点と自分の考える100点は違うことが多いということを忘れないでください。このことを覚えておかないと、「言われたことをやったのに評価してくれない!」とイライラが募ってしまいます。


自分でコントロールできる時間を増やすためには、仕事を与えるよりも自由に動いてもらったほうが価値が高い人材だと、上司や会社に思ってもらわなければなりません。そのためには、上司や会社の期待を超える成果を出すことです。


会社に対してイライラする原因のひとつは、自分がコントロールできる時間が限られていることでしょう。会社の中でイキイキと楽しく働いている人は、自分の意思で動いている時間の割合が大きい。イライラしないようにするには、自分の意思で動く時間を増やすことが重要です。スケジュール帳を開いて、指示を受けて動いている時間と自分の意思で動いている時間を色分けしてみてください。そうして「見える化」することが第一歩です。


組織の最大の利点は、人の弱点をカバーし合えるところにあります。ですから、全員が「一生懸命やればうまくできる」もしくは「普通にやって人並み以上にできる」仕事だけしていれば全体が回るように分担するのが理想です。


誰かが不得意な仕事を任されてはいませんか? そうだとしたら、必要以上に時間がかかってしまっても仕方がありません。人には得意不得意があって当たり前です。一生懸命やったのに「人並みにしかできない」という仕事もあれば、普通にやっているだけなのに「すごい」と評価される仕事もある。


私は、時々、休日を小学6年生の「娘のための日」にしています。行きたい場所や行き方をすべて彼女に考えてもらい、彼女の思う通りのスケジュールで過ごす。すると興味深いことが分かりました。そうやって過ごした休日の方が、親が計画した予定に沿って連れ回すよりも、何倍も楽しく感じ、強く記憶に残るようなのです。つまり、休日でも主体性を持って計画的に行動することで、「あっという問に夜になってしまった……」と後悔する事態は避けられる。


休日にボーッとしてしまうのは恐らく「オフだから計画を立てるまでもない」と考えているから。ならば、オンの時の要領でしっかり計画を立て、徹底して遊んでしまえばいいのではないでしょうか。


オンやオフの境を考えずに過ごしてみてはいかがでしょうか。私は、仕事で成果を上げ始めた頃から、オンオフの切り替えを意識しなくなりました。常にオンであり、常にオフであるというイメージです。オフに仕事をするのにも抵抗がなくなりました。


「仕事時間」には、大きく分けて「問題を解決する時間」と「課題を創出する時間」の2種類があります。ビジネスパーソンにとって決定的に大事なのは後者です。自分が追究するテーマを決め、新しい価値を創造していくことが最も大切な仕事です。


どうしてもやる気が出ないときは、環境を変えるのが一番いい方法だと思います。例えば、自分のデスクにいて、いまいち調子が出ないなと思ったら、私は社内を歩き回って、最近話していなかった同期や先輩の席に行き、声をかけていました。「いるかな、いなかったらまあいいや」というノリで行き、もし相手が席にいて、余裕がありそうだったら、「どうも。最近はどんな仕事を担当しているのですか」などと声をかけるのです。


空腹のときこそ最大のパワーが出る。逆に満腹のときには消化エネルギーを使うので休むしかない。満腹のライオンはごろんと寝転がって、目の前をシマウマが歩いていても見向きもしませんよね。ビジネスは私たちにとって狩りなのですから、頑張るためには無理はしない限りで空腹の状態が実はベストです。


もともとダイエットには興味がなかったのですが、短期間で10kgの減量に成功した友人が「パフォーマンスが上がった」と言うので、試してみることにしました。さっそく、指導者の上野啓樹氏を紹介してもらって自分でもダイエットしてみると、明らかに疲れにくくなったと感じますし、朝はシャキッと起きられます。一番変わったのは午後になっても眠たくならなくなったこと。以前は、昼食後は一気に仕事のパフォーマンスが落ちていたのです。


ルールを厳格に守ろうとすると苦しくなるもの。何が身体に良いか悪いかがわかっていれば、時々原則を外れてもすぐ再調整できます。


空腹時こそ最大のパワーが出るタイミングです。肉食動物は空腹時に狩りをし、満腹のときは寝転がっていますね。人間も同じで、空腹状態でこそバリバリ働き、満腹時は休んで消化に集中するのが自然なあり方なのです。


毎晩、寝る前にスケジュール帳を見て翌日の仕事の流れを確認します。すると朝が待ち遠しくなってパッと起きられるのです。遠足前の子供と一緒ですね(笑)。


仕事には、それを評価する相手が必ず存在します。仕事を指示した上司や、仕事を依頼したクライアントなどです。これらの評価者が期待するレベルに早く到達できる人が、「仕事が速い人」ということになります。


とくに歴史の長い会社や社員数の多い会社には、形式的に続いてはいるものの、なくても支障のない仕事があるものです。いまある仕事が本当に必要なのか、目的は何かを検証し、不要なら廃止することも大事ですそうやって業務のスリム化を図ることで、課題創出のために時間を使うことができますし、将来その会社に関わる人たちの時間を生み出すことにもつながります。


通常は、スケジュール帳には予定しか書き込まない人が多いと思いますが、予定の下に実際に使った時間も記録していきます。すると、なかなか予定どおりには進んでいないことがわかるはずです。自分が使った時間を問題解決型(クレーム処理、トラブル対応などの過去に対する活動)と課題創造型(新しい企画立案など未来に対する活動)に色分けしてみて、問題解決型の時間が極端に多いようなら注意が必要です。予定以上に問題解決型の仕事に割り込まれて、課題創造型の時間が奪われている可能性があるからです。そこには必ず原因があるはずです。その原因を解決しない限り、いつまでも問題解決型の仕事に追われることになります。


なかには上司に尋ねることをためらう人もいるようですが、学校の試験とは違って、自分が理解できるまで何度でも質問していいのがビジネスマンの特権です。学校の試験では、「問題がわかりにくいので解説してください」とは言えませんが、仕事でなら、「あなたの要求に応えたいので、足りない点を指摘してください」と説明を求めることができます。いわば「カンニングOK」なのです。締め切りの時点で100点に到達するように、上司とゴールイメージをすり合わせながら仕事を進めていくと良いと思います。


締め切りの前であれば、たとえ50点の状態で見せても、「仕事ができない部下だ」との評価が下されることはありません。「残りの50点を埋めるにはどうすればいいですか」と直接上司に聞くことで、上司が求めるレベルに近づけることができます。


仕事が増えることを嫌がる人が多いようですが、仕事が与えられるということは、会社から期待されている証拠です。与えられた仕事をひとつこなしたら、次はもっと大きな仕事を任せられると考えればいいのです。仕事の規模が大きくなったからといって、いまよりも忙しくなるとは限りません。むしろ、仕事を選ぶ自由や人を雇う権限が与えられるし、極端な話、部署を選ぶ自由さえも与えられることもあります。つまり、忙しさから抜け出したいなら、出世するのが一番なのです。


上司が質と量のどちらを重視するのかを知っておくことも大切です。仕事は量を追求すれば質が落ち、質を求めれば量が減る傾向にあります。上司の期待に沿った仕事をするには、上司が求めるバランスを知ることも必要です。


仕事の目的と背景を確認する癖をつけるとよいでしょう。目的とは「何のために、誰のためにこの仕事をやるのか」、背景とは「なぜこの仕事をやるのか」ということです。この2つを押さえれば、あとはそのゴールに向かって最短距離で進むことができます。


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