佐藤富雄の名言 一覧

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佐藤富雄のプロフィール

佐藤富雄、さとう・とみお。日本の医学博士、農学博士。北海道出身。早稲田大学卒業、東京農業大学大学院博士課程修了。経営学修士。医療機器メーカー役員を経て、米国ユニオン大学健康科学研究所教授、早稲田大学エクステンションセンター講師。大脳・自律神経系と、人間の行動・言葉の関連性から口ぐせ理論を提唱している。主な著書に『自分を変える魔法の口ぐせ』など。

健康とは、要するに「食べるな」「燃やせ」「カスをとれ」この3つに尽きます。食べるなというのは、余計なエネルギーをとるなということです。燃やせは栄養分の代謝をよくすることです。カスをとれとは、老廃物を速やかに排泄することです。


ストレス状態というのは、脳が働かない状態です。そんな状態の中ではアイデアは出ませんし、仕事の効率も上がりません。反対に、脳が深くリラックスした状態では、脳には普段の6割増しの血液が流れます。脳はこの血液に乗せて、全身に多くの酸素と栄養を届けるようになります。こういった状態では、自然に集中力が高まり、最高の能力を発揮することができます。


言語習慣を変えれば、思考習慣も変化します。つまり「口ぐせ」を変えることで性格も変えることができるのです。これは脳や自律神経系の働きでも説明が付きます。人は、自律神経系によって動かされています。自律神経系は、心臓の鼓動や体温調節など、本来は人の意思を介さずに生体コントロールを行っています。しかし同時に、脳が思考したことに無条件に反応するという特性を持っています。梅干を想像するだけで、唾液が分泌されるのはその一例です。思考は言語で構成されていますから、言葉が自律神経系、ひいては人そのものを支配するといえます。つまり言語を操ることで、自分をコントロールすることができるのです。


相手を意識的に褒めることは効果的です。自律神経系は人称を解さないので、人を褒める言葉で、脳や自律神経系は自分を褒める言葉と解するのです。


神経質でストレスをためやすいタイプの人は、作業能率の高さで出世する場合はあるかもしれませんが、新しいことに取り組んで大きく成長することは不得手です。できるだけストレスをためず、脳を快適な状態にすることは、健康を保ち、仕事の成功につながるのです。


性格は変えることができます。性格とは、簡単にいうと思考習慣です。ものごとの受け止め方や、考え方の癖のようなものです。そして、その思考は言語に支配されています。人は言語なしで考えることはできないからです。私たちは話す通りに考え、考える通りに話しているのです。


「こうあるべき」という枠にとらわれず、「楽天思考」を目指しましょう。「私は成功できる人間」「欲しいものは手中にある」などの、前向きで余裕のある言葉を口癖にするとよいでしょう。


ストレスをためやすい「クソ真面目」な人はたいがい、自分ではそのことに気づいていないものです。「ストレスがたまりやすいな」と思ったら、「自分はクソ真面目かも」と疑ってみることです。そして、「非真面目」を目指してみましょう。不真面目でもクソ真面目でもない、ちょうど中間のところです。


言葉だけでなく、行動習慣を見直すことも大切です。コンプレックスは、すべて自信のなさから由来します。男性の自信は、7割が身体に対するイメージがベースになっていますから、身体を動かすこともお勧めします。


ストレスが強いと、脳はグルココルチコイドというストレスホルモンに支配されます。これは、最悪の場合は糖尿病を誘発したり、がんを引き起こしたりするホルモンです。40代ともなると免疫力が下がり始めますから、そこにストレスが加わるといいことはひとつもありません。


ストレスは、自分で作ってしまっていることが多いということに、まず気づく必要があります。責任感が強い人や、心配性の人は、ストレスをためやすいものです。「こうあるべき」という姿が強固で、その姿と現実が違ってしまうことに対して強いストレスを感じてしまうのです。なかでも、「いい結果を出したい」という気持ちが強く、頑張りすぎてしまう「積極思考」を持つ人は、失敗することに対して過剰に不安を感じるので、とくにストレスをためやすくイライラしがちです。


人前で話をしなければならない場合であれば、「思うように話す自信があるし、きっとみんなが興味深く私の話を聞いてくれる」と言い聞かせましょう。できれば、舞台で堂々と話をしている自分の姿や、それに聞き入る聴衆の様子、話し終って満足して自席に戻る自分の様子も思い描きます。これらの言葉や想像は強く自律神経系に働きかけ、体の反応を落ち着かせてくれ、思い描いた通りに落ち着いてリラックスした状況をつくりだすのです。


緊張していると呼吸が浅くなりがちなので、「勇気を吸ってー」と言いながら息を深く吸い、「不安を吐いてー」と言いながら息をたっぷり吐く。これを5回くらい繰り返すと効果的です。


私は本番に弱いという思い込みが強いと、実際土壇場でテンパってしまいます。この思い込みを否定する言葉を口にして、脳に強いメッセージを送る必要があります。ひとりで静かに集中し、肩の力を抜いて「今日もいい日になるぞ」「余裕を持とう」などの言葉を繰り返します。ひどく緊張してしまっているときには、「さあ、クールダウン」と3、4回繰り返すと、本当にクールダウンし、落ち着くことができます。


「心配事とは、ほとんど起こらないものなのだ」という正しい認識を持ち、心配事を想像するのではなく、ものごとを成し遂げたあとの満たされた瞬間を想像しましょう。ドライブ先での楽しい光景や、楽しい時間を過ごして家に帰って祝杯をあげているところなどを考えるのです。


脳は、事実と想像の区別がつかないので、まだ起こっていない心配事について悩んでいても、いまその心配事が起こっているかのような体の反応を引き起こします。心配性な思考習慣が、実際にネガティブな結果を招いてしまうのです。


人生で起こることに対し、より正しい認識を持つだけでも、土壇場でテンパることは減るでしょう。


その場で最適な対応を判断しなくてはならないような状況では、必要以上に緊張しがちです。しかし、米国ミシガン大学の研究チームが行った調査によると、心配事の80%は起こらないとされています。起きるのは残りの20%ですが、そのうちの8割は、あらかじめ準備して対応すれば、心配事には至らずに解決できるそうです。つまり、そのときにならないと手の打ちようのない「本当の心配事」は全体の4%にすぎないのです。


毎日、定時に出社して定時になえるという人は、早起きをしていつもより早く家を出て、雰囲気の良いホテルで朝食をとり、ゆっくりコーヒーを飲んでから出社してはいかがでしょうか。いつもと違う通勤ルートで出社するのも手です。環境や行動が変わると、脳は刺激を受けて活性化します。新鮮な気持ちで仕事に取り組むことができるでしょう。


いざ新しいことに向かう際には「一寸先は光」「前向き、前向き」などと、自分に絶えず言い聞かせます。何かに取りかかるときには「よし、プラス思考でいこう」と口にして、自分に勢いをつけるのもよいでしょう。これらの言葉を口にすることで、変化や挑戦に対する前向きで強いメッセージが脳に伝わります。すると、脳神経系システムが、その言葉を実現するために自動的に稼働しはじめ、一層前向きな思考になっていきます。人間の脳は、思考を実現可能にしていく力を持っているのです。


急激な変化や新しいことに挑戦することに尻込みしてしまうのは、失敗に対する恐怖心があるからです。変化や挑戦を恐れる思考習慣を変えるためにも、口ぐせは大変効果的です。変化とは、楽しくてポジティブなものだという思考習慣をつけるのです。「新しい挑戦が可能性の扉を開く」「成功は自らつかむもの」「解決できないことは起きない」などと、頻繁に口にしてみましょう。


違った環境にも落ち着いて対応し、新しいものを楽しむことができる自分を見つけられれば、変化や挑戦に対する恐れも小さくなってきます。


変化に尻込みする人は、日常生活に変化が乏しく、マンネリ化している傾向があります。毎日同じことばかり繰り返していると、知らず知らずのうちに感性や動作を鈍らせるばかりでなく、変化や新しいことに対し、必要以上に構えて躊躇してしまいます。まずは、普段の生活にちょっとした変化を取り入れ、変化になれるようにするとよいでしょう。


「ありがとう」を意識的に言うことは大切です。心から感謝の気持ちを持っていなくてもいいのです。言いたくない相手にも言いましょう。心はあとからついてきます。それほど言葉の持つ力は強いものです。自律神経系は人称を解さないので、相手への感謝の言葉も、発生している自分への感謝の気持ちと解して自信がつきます。


人間関係づくりが苦手な人は、自己イメージが低く、自分のことを好きでない人が多いものです。自分自身を100%受け入れられる人は、人間関係づくりもスムーズです。ですから、自分を受け入れる言葉を口癖にしましょう。本当にそう思っていなくてもいいのです。「実は人間が好きなんです」「なんて幸せ者なんだ」と口にしましょう。何度も言っていると、本当にそんな気がしてきます。そして、自分を取り巻く環境を見る目が変わり、人を見る目も変わります。


脳には面白い特性があります。脳は騙されやすいのです。なぜなら、脳は現実と想像の区別がつかないからです。本当はそう思っていなくても「今日はとても楽しい」と口にすれば、脳はこの言葉の意味を読み取り、自律神経系がこれを現実化しようとします。想像上のことであっても、身体は現実のことと同じように反応します。こういった生理的な仕組みを理解して口ぐせを上手く利用することで、性格を変えることができるのです。


自分は嫌な性格だと思っていても、実はたいした根拠などもなく、自分で思い込んでいるだけのことがほとんどです。「自分は人と接するのが苦手」「気が小さくてアガリ症だ」と自分について否定的なことをしょっちゅう口にしているために、その言葉に支配され、実際の場面で失敗してしまうのです。


自分の性格にコンプレックスを抱き、直したいというなら、まず自分の口ぐせに気を付けてみましょう。悲観的な思考習慣を持つ人は、気づかぬうちに「どうせ無理だ」「仕方がない」「つまらない」など、悲観的な言葉をよく使っています。一方、楽天的な思考習慣を持つ人は、「大丈夫だ」「何とかなる」「やってみよう」など、楽観的な言語習慣を持つものです。そして、実際にその通りになります。


運動をすると、自然の脳内麻薬様物質「オピオイド系ホルモン」が分泌され、脳の機能が活性化されます。なかでも、ドーパミンは意欲をアップさせてくれますし、ベータ・エンドルフィンはやる気や思考力を高め、免疫細胞に作用します。免疫細胞は体内のウィルスやバクテリア、がん細胞などを攻撃してくれます。意識的に身体を動かすことを続けていれば、自分の身体に対するイメージも変わりますし、自然と前向きになるはずです。


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