佐藤安弘の名言 一覧

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佐藤安弘のプロフィール

佐藤安弘、さとう・やすひろ。日本の経営者。キリンビール社長。早稲田大学商学部卒業後、キリンビールの前身である麒麟麦酒に入社。その後、不動産事業開発部長、取締役経営企画室長、常務取締役関連企業部長、専務取締役等を経て、社長に就任。

歯を食いしばって奮闘する覚悟がない人は、いまの時代にトップに立つ資格がないと思います。経営者が難しい問題に腰が引けていないかどうか、いざとなると逃げだしたりしないかどうか、皆がその姿勢を注視しているのです。


1990年から経営企画を担当していたのですが、そのころから当社の固定費の高さ、損益分岐点の高さが気になっていました。何としてもこの問題を片づけて、しっかりと利益を計上して競争力を再強化しない限り、次の時代は訪れない。と感じていたんです。


いまや発泡酒は、ビールと発泡酒を合わせた総需要の4割を占めるまで市場が拡大しています。あのとき、メンツにこだわって参入を見送っていたらどうなっていたか。発泡酒への参入は正解だったと心から思っています。


痛みを伴う改革を先送りすればするほど傷口は開いてしまう。熟慮に熟慮を重ねたうえで、当初は3工場で予定していた工場閉鎖を4ヶ所に増やし、自ら足を運んで説得に回りました。最初に訪れた東京工場では、最前列で女性社員が泣き出してしまいまして。私自身、新入社員の時に工場研修に行ったのが、稼働したばかりの最新鋭拠点だった東京工場でした。感慨もありましたし、やはりつらかった。


工場の閉鎖はできればやらないに越したことはない。とはいえ、ライバルと比べて製造原価で負けている問題は、現場の努力や5%10%の経費削減だけでは解決しないのです。


どんなに強いブランドを誇っていても、それが永遠に続くことなどありえません。企業の寿命にも似たところがあって、戦後の高度成長を謳歌した優良企業ほど、設備も人も過剰に抱え込んで苦しんでいるのが実情です。


どんなに強いブランド力を誇っていても、それが永遠に続くことなどありえません。
【覚書き:発泡酒への参入を決意した時の言葉。当時、「ラガービール」は長期的に不振が続き、「一番搾り」もなかなか売り上げが伸びない状況で新たな道に進むことを決断した言葉】


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