佐伯弘文の名言 一覧

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佐伯弘文のプロフィール

佐伯弘文、さえき・ひろぶみ。日本の経営者。神鋼電機(のちのシンフォニア テクノロジー)社長。神戸出身。東京外国語大学英米科卒業後、日本ガイシを経て、神戸製鋼に入社。機械事業部営業本部化工機営業部長、機械エンジニアリング事業本部エネルギー・化学本部長、専務、機械カンパニー執行社長などを務めたのち、神鋼電機社長となった。主な著書に『移民不要論』『会社はムダの塊だっ!まだまだやったもの勝ちのコスト激減策』『だから、二世・三世経営者はダメなのだ』など。

経営の改革は前任者の否定から始まります。改革を断行するには、有能な人材の抜擢と登用が欠かせません。失敗が許されない改革では、どんなに都合の悪い話でもリーダーは耳を傾けなければいけません。


ある経営学者は、格段の業績を上げた経営者に共通する特徴のひとつは非主流派の出身者であると指摘しています。冷や飯を食わされてきた非主流派は、冷静かつ第三者的な視点で、自社の良い点と悪い点を見極め、改善すべき問題点を熟知し、躊躇せず前任者を否定し、改革・改善を進められたからだと思います。


人間の才能には「つくる才能」と「処理する才能」のふたつがあります。それぞれの人材を使い分ける必要があります。


仕事も大切だが、人間は仕事をするためだけに生まれてきたわけではない。もっと遊びや趣味を楽しみなさい。仕事以外に趣味のない人間ほど、仕事に逃げ込むのだ。


(下半期に社員の残業が極端に増えることへの対策を考えた際)得意先ごとに製品の仕様が異なることには違いないのですが、詳しく製品をチェックしてみると、ひとつの製品の8割ぐらいは共通で、残りの1から2割が特別仕様の部分なんです。ならば8割を標準化し、上期に作っておき、下期に2割の特別仕様の部分を製作し、組み立てればいいのです。機器のユニット化と標準化を進め、その分下期の仕事を減らし、通期で仕事量の平準化を進めた結果、下期の残業が大幅に減り、残業の連続というのはなくなりました。


労をいとわず何でもやる人間はダメです。まず与えられた仕事が意味のあるものかどうか即断し、意味のない仕事は徹底的に短時間で処理する。また同じような繰り返しの仕事は徹底的に標準化し、それにほとんど時間を費やさないことです。


たとえば冒頭に「話のポイントは3つあります」と要点を述べ、その後に詳細を説明してくれれば、ああ3つあるんだなとわかるが、いきなりミクロの話から始められると、いったい要点がいくつあるのか、何を言いたいのか聞く側の頭の整理ができない。とくに技術系の人にそういう人が多いが、説明はまず結論のマクロから入れと上司が何度も指導する必要があります。


それまで会議当日に配布した資料を、事前に配布するようになりました。事前に読んで来れば、効率的に会議ができる。テレビ会議によってコストが浮くだけでなく、出張に伴う体の疲労もなくなりますし、往復二日かけていた会議が、一時間ですめば、営業マンはその分お得意先に飛んでいけます。営業効率も高まるというまさに一石三鳥の効果があります。


部下が無駄と思われるような資料をわざわざ作ったら、時間の無駄だと叱り飛ばすぐらいでないと徹底しません。


何時間もかけて資料を準備しても、本当に有効活用されているかといえば、ほとんど活用されていない。担当者が自己満足のために資料を作っているにすぎないのです。ひとつの報告書を作る場合でも、ほかの目的への流用を考慮した書式にすれば、無駄な書類は極力減らせる。たとえ資料に余分なことが書かれていても、その一部で意味が伝わるのであれば、同じ資料を流用しなさいと言っています。


同じような性質のものは全部一枚にしてずいぶん書類を減らしました。結婚、出産するたびに別の用紙に現住所や本籍、入社年月日などを最初から記入しなければならない。こんな無駄はありません。書式を統一した一枚の用紙で済む話です。


昔から大の遊び好きで残業しないことで有名でしたが、仕事をしないと言われた覚えはない。要はいかに最小の努力で最大の効果を上げるかなんです。


常に残業する人は概して効率も悪く、有能な人間ほど残業しないものです。私自身、残業とか休日出勤したことはほとんどありません。勤務時間中は必死で仕事をし、5時ごろになると頭がボーっとなるのが常で、それ以上やる気がしない。


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