佐々木毅の名言 一覧

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佐々木毅のプロフィール

佐々木毅、ささき・たけし。日本の政治学者、法学博士。第27代東京大学総長。専攻は政治学、西洋政治思想史。秋田県出身。東京大学法学部第三類卒業後、東京大学法学部助手・助教授・教授、東京大学大学院法学政治学研究科教授、法学部長、東京大学総長、学習院大学法学部教授などを務めた。主な受賞に吉野作造賞、東畑記念賞、和辻哲郎文化賞・読売論壇賞、紫綬褒章など。

考えなければいけないのは、いい経験ができるかどうか、経験のクオリティの問題だ。


学問は対象のある部分を切り取ってきて、人工的に操作をして、「これは法則だ、因果関係だ」と確定する作業だから、ある意味ではそれだけのものだ。だから、それだけで分かったと言われるのでは話がおかしくなるのは当然ではないだろうか。


歴史とは、大きく変わるときと安定するときがリズムを組む。この20年近く、人々はこれが新たな仕組みの解だと、いろいろなものにぶら下がってみたが、どうもそれだけでは解とはいえない。しかし、先を切り拓くためにはとにかくトライアルしなければ駄目だし、だんだんお金も乏しくなってきて、なおさら頭を使わなければいけなくなっている。


戦後、安定した仕組みにおぶさって生きてきた人間が多すぎた。その中ではマニュアル通りにすればやってこられた。それが崩れている。システムが決め打ちしていた世界と違うものに変わり、ここ20年近くいままでのノウハウの賞味期限がどんどん切れている。言葉を換えれば、マニュアルが終わった時代という言い方もできる。


限定的な発言をする人ばかりを集めても答えは出てこない。どういうふうに問題を立てるのか、解決の手順をどう考えるかまで踏み込み、専門地以外の知と総合的な解の追求が必要だ。


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