伊藤隆行の名言 一覧

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伊藤隆行のプロフィール

伊藤隆行、いとう・たかゆき。日本のテレビプロデューサー。東京出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、テレビ東京に入社。数多くのバラエティ番組を担当した。とくに深夜枠で挑戦的な企画を手がけることで知られている。著書に『伊藤Pのモヤモヤ仕事術』ほか。

周囲からどう言われようと、「もしかすると天才じゃないか」と感じる部分は、遠慮せずにそう思い込むべき。


私の仕事の心構えは、「自分の能力の99%は凡人。でも、1%はものすごい天才だ」と信じ込むこと。


ストレス解消方法は存在しない。ストレスを本当になくしたいなら、その原因を解決するしかない。


若い世代に「俺らはこうなんだから、おまえもそうやれ」って言ったって、ダメ。結局、正直な気持ちをさらけ出してつき合うしかない。


自分の99%は凡人であると素直に認めること。だけど1%は誰にも負けないと誓うこと。他人に「バカじゃないか」と言われてもへこたれないこと。


「自分は凡人だ」と言っているライバルほど、僕にとっては要注意。


自分で自身の弱い部分を認めると、一歩前へ進める。等身大の自分の身の丈を知れば、じゃあ、背伸びするためには支えてくれる周囲の協力が必要だと気づけますから。


ゴールデンだけを目指すのはおかしいし、ゴールデンを否定するのもおかしい。


雑談で大切なのは自己犠牲ですね。時には恥をかきながらも自己を開示することで、相手と自分のムダな障壁を除去していくのです。


自分を開示すればするほど、人に愛してもらえます。そもそも僕は、人生の振り幅も、人としての奥行きもないんで、真っ裸になるしかないんですけど(笑)。


仕事とプライベートって本来そんなに切り離せないと思うんです。いままで自分が生きてきた歴史やバックボーン、彼女や奥さんや子供がいる・いないなんてことが、全部仕事に出るし、出るべきだと思う。そんな生活臭をうまく滲み出せない人は、話していてもったいないなと思います。


バカな自分をさらせば相手も素直に接してくれるようになります。以前、当時の社長のところに行って、「社長、悩み聞いてあげましょうか?」と言ったこともあります(笑)。最初は、「この野郎、何言ってんだ」と言われましたが、最後には「いや、周りがなかなか言うこと間いてくれないんだよ」なんてホンネがこぼれたり(笑)。


どうしてそんな暗い言い方するんだろうなっていう人、いませんか? 真面目な方が真面目に喋ると、周りはそれだけで身構えてしまいます。その人の性格の問題もありますが、相手を緊張させないちょっとの努力はできるはずなんです。


男って結構嘘つきが多いでしょ(笑)。プライドが高かったり、恥をかきたくないから、いやに威張って見栄を張る。素直じゃない。でも、僕は相手に信頼してほしいから、絶対嘘は言わないぞと思ってるんです。自分が失敗したときは、相手がまだ若いスタッフでも素直に謝ります。


僕の場合、飲みの席での雑談が多い。いいことを聞いたら、すかさずカバンから手帳を出して、「僕、すぐ忘れちゃうんで、メモさせてください~」なんて言いながら、書くようにしています。


先日乗ったタクシーの運転手さんが、途方もなく話の長い人だったので、番組で話の長い人にどうやって割って入るかという新しい競技の企画はできないかなんて考えましたね。


僕は自分の番組のことを「他力本願バラエティ」だと言っています。つまり、アイデアは人から全部もらってしまえという考え方です。


自分の仕事に対してボーダーを決めないことが大切です。自分のセクションに閉じこもってしまうと、独りよがりな番組しかつくれなくなってしまう。いい番組とは、関係者が普段以上の魅力を出してくれたときなど「ボーダーを超えたとき」に生まれます。こんな化学反応を起こすには、会社のいろいろな人の個性や魅力を知り、自分が媒介になっておくのがいいに決まっています。


社内散歩をして他の部署の人と雑談しているうち、この問題はこの人が処理しているんだとか、誰が何をやっているか、ということがだんだんとわかってきます。普段から雑談できるような間柄になっていれば、何かあったときに、「しょうがないな~」と言って対応してもらいやすい。


雑談は、しないほうが早く帰れるし楽です。でも、僕はあえてちょっと頑張る。別棟の別部署にまで行き「何してんの?」とか「元気?」なんて話しかけています。まず、営業部署に行けばピリピリしているか逆に活気があるかで、好不調の波を肌で感じることができます。我々の番組制作費は、彼ら営業チームが稼いできてくれています。なので、そういった空気を肌で感じるのは非常に重要なのです。


相手はこう思っているはず、だからこういう行動をしよう。あるいは今回はそれを裏切ってみようと。こうしたことをできる人の下に信頼関係で結ばれた仲間が集まる。そうしてチームを率いるうちにリーダーシップがつく。ゆくゆくは、企業で決定権を握るポジションに就く。


5歳の息子がバラエティー番組を見ると、意外なシーンで笑うんです。びっくりしますよ、「おまえのツボはそこかー」って。でも、勉強になりますね。今の若者はテレビ離れが進んでいると、よく言われるでしょう。でも私は悲観していない。それを食い止める手がかりが、身近な場所にまだまだあるはずなんですよ。


慕ってくれる人がいる一方で、ひょっとしたら憎んでいる人がいるかもしれません。その場合、私を憎んでくれた方がその人の、ひいてはチーム全体の仕事のパフォーマンスを上げることがあるとさえ思います。「伊藤はムカつくから、仕事で負けたくない」という気持ちは、その人のモチベーションを必ず上げますから。


「くだらない」は褒め言葉。中途半端な気持ちで作った番組は「これはダメ」「面白くない」とは言われても、「くだらない」とは言われません。テレ東はアナーキーな番組を唯一やれる局だから、振り切った番組を作り、「くだらない」と言われたい。


私は全員に好かれようと思っていません。一緒に働くスタッフは仲間だとは思っているけれど、人間だから好き嫌いや相性がある。相手も私に対していろいろな感情を持っているでしょう。


仕事に追い詰められそうになった時、「別に命を取られるわけじゃないんだから」と笑って済ませる余裕を持つことは、とても有効。真剣に仕事をしているという前提があれば、逃げ場を用意することは恥ずかしいことではありません。


「型にはまる」という言葉がある通り、楽だから人間は型にはまりやすいんですよね。そして、次第にその型が窮屈に感じるようになって、消極的な気持ちになったり、会社を辞めてしまう。でも、それは逃げ出すことと同じです。転職先でも同じ状況になるのは目に見えています。窮屈に感じるなら、型から思い切って飛び出ればいいじゃないですか。上司や会社とぶつかってみる。勝てば新たな道が開けるし、勝てないなら、自分はまだまだだと未熟さを謙虚に受け入れられます。


作り手のオリジナリティーや個性を重視した分だけ、当然、失敗も増えます。結局、そうした独自性が世間にフィットするかどうかは、やってみなければ分からない。視聴者の感性は予測不能ですから。


大手の民放各社は、王者の相撲を取ることが求められる。一方、視聴率の世界で断トツ最下位のテレビ東京だけは、全く違う方向に進めるし、進まないと生き残れない。


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