伊藤與朗の名言 一覧

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伊藤與朗のプロフィール

伊藤與朗、いとう・よしろう。日本の経営者。会員制リゾート運営で日本のトップシェアを誇るリゾートトラスト創業者。バブル崩壊後の平成不況のさなか、大型リゾート施設を建設したり、初島クラブなど破たんした施設を買収再建し規模を拡大した。

日本はいま、深刻なデフレと言われていますが、30年前の苦労を知らない経営者がバブルに乗ったツケが大きいのではないでしょうか。要は、自分の実力を知らなすぎたのです。本来、東京にドーム球場を建設したって採算が難しいのに、福岡に作ればどうなるか、自明の理でしょう。昨今は経営破たんが相次いでいますが、危機感が乏しく、身の丈を超えた経営をやってきた会社がみんな駄目になっています。


景気のいい時は、うまい話は山ほど集まります。うちにも来ましたよ。「ハワイのゴルフ場を200億円で取得しないか。銀行が全額カネを用意するから、事業主は一銭も使わずに済む」といった具合です。でも、中身は全部借金ですよ。いまじゃ10分の1の価値しかありません。もちろん、うちは飛びつきませんでした。


うちは初島クラブのように破たんしたリゾートを相次いで再生してきました。経験から言えば、再生とはビジネスモデルをガラリと変えることです。まず、社員の質の低下は絶対に避ける必要があります。悪い期間が長すぎると、本業が劣化してどうにもならなくなります。再生事業は生ものを扱うわけですから、この点でも悠長に構えず、危機感を持って事に当たらないと間に合いません。


創業時の厳しい体験がなかったら、単純な右肩上がりの発想のまま、いまごろうちも駄目になっていたでしょうね。企業というのは企画力だけでは回らない。営業や財務などを合わせた総合力が重要だ。そう痛感して、この30年間、大手観光会社や生命保険会社から人材を採用し、バランスのとれた会社を目指してきました。


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