伊藤瞭介の名言 一覧

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伊藤瞭介のプロフィール

伊藤瞭介、いとう・りょうすけ。日本の経営者。東京出身。成城大学経済学部卒業後、電子部品、オーディオ機器の山水電気に入社。取締役などを経て社長に就任。約4年間社長を務めたのち退社し、コンサルタント業を経て、風力発電機メーカーのゼファーを設立。同社を小型風力発電施設シェア日本一に成長させた。

これからは再び、専業メーカーが脚光を浴びる時代になると確信しています。モノが溢れるいまの時代、特徴のない商品では消費者の心をとらえられません。


専業メーカーが存続し続けるための2つの条件

  1. 絶対にリストラをしないこと。新しい価値を生み出すことができるのは、尖った才能を持つ人材であり、彼らが最大の財産なのです。
  2. 安易な株式上場を避けること。ひとたび上場すると、市場から「成長し続けること」を求められます。経営者が短期の業績や株価ばかりを気にするようになると、とにかく数字を伸ばそうと、新鮮味に欠ける商品を次々と投入することになりがちです。

得意分野だけでは目指す規模に達しないという理由で、多角化を進めてしまう。こうなったら、専業メーカーの強みは失われてしまいます。


企業規模が大きくならなくても、社員が幸せで、顧客に新しい価値を提供し続けられることの方が、拡大路線を突き進むことよりも重要ではないでしょうか。


リストラは社員の失望を買います。一度でもやると、もう二度と立ち直れません。それはなぜか。企業文化を失うからです。文化はカネでは買えません。日本企業はそこに気づいてほしい。企業文化は、従業員と顧客が時間をかけて作り上げるものです。


かつて専業メーカーには、必ず才能あふれるタレントがいました。彼らの多くは組織に迎合せず、一匹狼のような存在です。専業メーカーは、扱いにくいタレントを窓際に追いやることなく処遇する文化を持っていました。ところがリストラに走ると、こうした人材が真っ先に会社を去ってしまいます。彼らは企業のブランドや心意気に忠誠心を感じるからこそ、会社にとどまってくれるのです。


もし、専業メーカーが上場するなら、自社の強みや特性を経営者や株主が深く理解し、その企業文化を守り続けることが必要です。業績が低迷したときに、株主や金融機関から「今期の利益を確保するために、新規の商品開発はやめてくれ」と言われるようではまずいのです。ただし、こうした条件を整えて上場を果たすことは難しい。それならば、専業メーカーは株式を公開してなくてもいいのではないでしょうか。


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