伊藤守の名言 一覧

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伊藤守のプロフィール

伊藤守、いとう・まもる。日本の経営者、エグゼクティブコーチ。日本大学卒業後、商社勤務を経て20代で貿易会社を設立。30代で出版社を設立。45歳のときにコーチングのコーチ・トゥエンティワン(のちのコーチ・エィ)を設立。経営者を対象としたエグゼクティブ・コーチングを行うかたわら、企業・経営者団体・地方公共団体・教育機関などで講演活動を行っている。著書に『神戸大学ビジネススクールで教える コーチング・リーダーシップ』『コーチングの教科書』『エグゼクティブのための正しいゴルフの習い方』『1分コーチング ~効果的な「聞き方・話し方」72のスキル』『コーチング・マネジメント―人と組織のハイパフォーマンスをつくる』『主体的に動く アカウンタビリティ・マネジメント』『図解コーチングマネジメント』ほか。

最近は再びリストラの話を聞きますが、いい経営者が次々と手を打っていけば次世代のリーダーが新たな事業に挑み、雇用はむしろ増えるはずです。私は社長のミッションとは、新たな仕事をつくり、雇用を創出することだとこれまで心がけてきました。だからこそ、後継者のマネジメントが経営者にとって最も重要な務めだといえるのです。


いまの時代は乱世ですから、不確実性や複雑さ、不安定さといった環境の中で新しい価値を創造していくリーダーが求められます。様々なストレスに対する耐性や、部下のモチベーションを高める力も必要です。私はそういうリーダーを数多く育てることが、結果として新たな事業や雇用の創出にもつながるとみています。


後継者を決めるというのは、何も次の社長一人だけを育てることではありません。その候補者のブレーンを含めて、次世代のマネジメント層を育てることなんです。つまり一人の後継者を決めることによって、次を担うマネジメント層がぐんと広がり、育っていきます。


社長とは完成形の存在ではありません。自分の考えを整理してくれるような人が身近にいた方がいい。


米国では名だたる経営者にもコーチがついています。対話を通じて自分を客観視したり、社員の目や顧客の目線で自分を見たりと、複数の視点を持っていないと経営はおぼつきません。私も自らの経験からそう感じました。


45歳のときに後継者を決めたことが、会社の拡大に寄与しました。グループの規模は当時に比べて5倍くらいに伸びています。私一人が頑張るのではなく、次や、その次の世代の人たちが一緒に動いたからでしょう。


私が最初に米国人コーチに言われたことは「後継者は誰にするんですか」ということでした。45歳といえば、一般的にはまだこれからという年代です。急に聞かれてもわかりません。「まだ決めていません」と答えると、そのコーチは「じゃあ、次回会う時までに遺書を書いておいてください」と言いました。「遺書を書け」と言われて初めて、後継者を考えることにリアリティが湧いてきました。


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