仲山進也の名言 一覧

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仲山進也のプロフィール

仲山進也、なかやま・しんや。日本のEコマースコンサルタント。楽天大学学長。北海道出身。慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、シャープを経て、創業後間もない楽天に入社。その後、楽天大学を設立し、楽天市場に出店する店主への教育を行い、3万店舗以上の売り上げアップに貢献した人物。ビジネス教育の仲山考材を創業。主な著書に『ビジネス頭の磨き方』『ネットショップの教科書』など。

「楽天大学にはどんなノウハウがあるのですか」とよく聞かれますが、「こうすればうまくいく」というものはありません。変化のスピードが激しいネットの世界では正解や前例のない状況が常なので、「こうすればうまくいく」というやり方を表面的にとらえると、3か月後には通用しなくなっている可能性があります。


継続していくには楽しくやることが重要で、楽しく仕事をしていると会社の雰囲気も良くなって、みんなが仕事をしやすくなります。楽しく仕事をしているかどうかは売上の成長とも因果関係があると感じます。


自分の強みを客観的に理解し、それを発揮して、お客さんに伝える「とんがった部分」を磨いていくことが大切だと思います。


楽天市場ショップ・オブ・ザ・イヤーを3年連続で獲得した「バラの家」というバラ専門店があります。この店の特徴は1000種類ものバラの品ぞろえと、お客さんからの質問件数です。バラの育て方について多いときには1日100件もの質問が届きます。バラ苗の販売は、同時に育て方も一緒に伝えることが求められます。お客さんはバラの苗が欲しいのではなくて、バラを育てる楽しさを欲しがっている。お客さんとのやりとりからそう気づいたバラの家では、専門性を活かしてひとつひとつ返事をして、バラ栽培の実践コミュニティをつくっていったのです。


重要なのはお客さんとどれだけコミュニケーションをとるかです。小売りに限らず、仕事とは何らかの価値を最終的に使ってくれるお客さんに伝え、理解してもらう活動です。そこでお客さんとキャッチボールをしていると、新しい発想をどんどんもらえるし、自分磨きにもつながります。


「知る・やってみる・わかる」。それを繰り返しながら身体で学ぶことが重要です。ネットショップで上手くいくのは、とりあえずやってみる人です。


楽天大学参加者の皆さんは、常に新しい状況の中で手探りでショップ運営に取り組んでいます。みんなで「どうしたらいい?」と考え実践し、「うちではこうなった」「じゃあうちはこうしてみよう」と情報や意見を交換しながら試行錯誤する。その繰り返しです。


楽しそうに仕事をしている人は、自然とお客さんとの距離が近くなります。お客さんからの「ありがとう」メールを私たちは「魂のごちそう」、略して「たまごち」と呼んでいます。たまごちをゲットすると仕事が楽しくなり、どんどんのめり込むようになります。たまごちを早くゲットできるような仕事環境を積極的に作り出すことが一番いいと思っています。


私が店舗さんをサポートする仕事をしていて、一番意識しているのは、横のつながりをつくることです。たとえば、楽天大学では3か月でチームづくりを学ぶ講座があります。参加者でチームづくりを勉強しながら、同時に参加者自身がチームになるような体験をしてもらうものです。こうした講座を通じて中のいい人ができると、終わった後もずっと頑張り続けられます。


一生困らない学びを得るには「どう学ぶか」より、「これを学びたい」と思える環境をどう自分の周りにつくりだすかが重要だと私は考えています。そのためには切磋琢磨する良きライバルや、たまにワンステージ上の人と触れ合えるネットワークをつくることです。


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