今森光彦の名言 一覧

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今森光彦のプロフィール

今森光彦、いまもり・みつひこ。日本の写真家。滋賀県出身。大学卒業後、独学で写真技術を学びフリーランスのカメラマンとなる。主に琵琶湖を中心に自然と人間とのかかわりをテーマに写真を撮り続ける。とくに昆虫の写真を得意とし、高い評価を得た。主な受賞に、アニマ賞、東川賞新人作家賞、滋賀県文化奨励賞、日出版文化賞、産経児童出版文化賞大賞、木村伊兵衛写真賞、大津市文化特別賞、秀明文化賞、日本写真協会年度賞、小学館児童出版文化賞、土門拳賞、エクソンモービル児童文化賞ほか。

写真家としていちばん大切なのはメッセージ性だと思っています。伝えたいことがあるか。それを写真で展開できているのかが問われる仕事ですので。つまり、表現として写真をやるのか、クライアントのいる世界で生きるのか、は大きな分岐点になるでしょう。表現でやるなら、人に流されず、普段から自分で感じていることを信じられるかどうかの勝負ですので。


心が現地に同化して住みついてしまったら、写真も内側から楽しく撮るだけで客観性が失われます。田舎って、怖いんですよ。出会ったおじいちゃんが昆布を持ってきてくれたりと人も優しいし、空気もきれいで気持ちがいいから、つい同化したくなるんです。でも、写真を撮るという行為は緊張そのものであると僕は思っています。だから、よそ者としての緊張感がなければ、きっとダメになってしまうんじゃないかな。


とにかく一枚を撮るのにも時間をかけているのですが、だからこそ、子ども向けの月刊誌のために撮った昆虫を説明するための写真さえ、のちのち、そのまま自分の作品集に収められるクオリティになっていたんですね。


趣味で終わりたくはなかったんです。食えるであろうという広告写真の世界をやめても、趣味で写真を続けるつもりはなかった。趣味ではたくさんの人には伝えられませんから。この「たくさんの人に伝えたい」って、これまで僕が写真の技術よりも何よりも大事にしてきたことなんです。うまくいかなくなると「芸術性」みたいなところに逃げる写真家も多いのですが、公の場に出なくて、自分と友達にしか見せない写真なんて、芸術性さえないと思いますから。


僕は写真を整理することは得意で、仕事場は写真図書館のようにしているんですよ。だから昔の大事な写真もすぐに見つかる。「12年間の成果」と評価をいただいたはじめの代表作と言える『昆虫記』も編集作業はわずか3週間で済みました。捨てないで溜めておいて分類してある写真を、自然に一冊にまとめられたんです。


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