五百田達成の名言 一覧

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五百田達成のプロフィール

五百田達成、いおた・たつなり。日本の作家、コラムニスト、カウンセラー。東京出身。東京大学教養学部卒業後、角川書店に入社。同社で雑誌・書籍の編集者として勤務したのち大手広告代理店博報堂に入社。博報堂生活総合研究所で「20~40代女性」「若者」「富裕層」の生活意識を研究。女性のための恋愛・生き方についてのコラムが人気となり複数の書籍を刊行した。著書に『「2回目のない女」を卒業します!』『一瞬で幸せ本能がめざめる 心のゆるめかた』『特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ』ほか。「恋と仕事のキャリアカフェ」主宰。

人間関係でストレスを感じないためには、自分をいったん忘れることが大切。いいところをみせよう、気の利いたことを言おうなどと考えず、目の前にいる人が喜ぶ姿をイメージするのです。もちろん、完全に我欲を捨てて聖人になれとはいいません。場面ごとに目標を決めて、余計な我欲を抑えるのがコツです。


人間関係がストレスになるとき、人は例外なく「自分」を意識しています。自分のよさが伝わらない、好かれているかどうか不安だ、評価されないのが腹立たしい、などです。気を使いすぎて疲れるのも、自分がよく思われたい気持ちを満足させられないために起こるストレスです。この自分への意識が肥大化すると厄介です。私はこれを「自分病」と呼んでいますが、自分可愛さが高じると、少しの出来事で「否定されている」と感じて傷つきやすくなるのです。逆にいえば、この意識を沈静化すれば、ストレスはなくなるということです。


自分から働きかけ、周囲への関心を示し、ともにいる人が話しやすい状況をつくること。この姿勢があれば、人の輪に入っていくことは決して難しいことではありません。


信頼関係がまだ出来上がっていない人と話すとき、話題選びにも注意が必要です。最初から「うちの部署の方針って問題あるよね」などの「濃い」話は禁物です。信頼関係がしっかり構築できるまでは、天気、スポーツ、話題の店といった「薄い」テーマでおしゃべりしましょう。薄い話題のストックを用意するのもお勧めです。


人間的成長のヒントも、ストレスから解放されて伸びやかに過ごすヒントも、じつは「人との関わり」のなかにある。そのことを意識しつつ、実りある人間関係を築いてほしいと思います。


「職場のみんなと仲よくしたいとは思うけれども、そのきっかけがわからない」というケースもあるでしょう。ここで必要となるのが「オープンマインド=自分から働きかけ、自己開示していく姿勢」です。己開示の際には、自分だけ話して終わりにならないように気をつけましょう。「僕は~なんだよ。君はどう?」と、忘れずに相手の話を聞くことが大切です。


自分語りが止まらない相手と話すときは、自分の思考を消すのがコツです。「いつまで続くんだ?」「僕には関係ないよ」といった思考はすべてストップさせ、相手の言葉に集中します。具体的な方法としては、頭のなかにメモをするイメージを描くこと。頭のなかのメモ帳に、相手の言葉を無心に書き込んでいくのです。その人の子供の名前などは、とりわけしっかり書き込んで記憶するとよいでしょう。後日、「○○ちゃんはお元気ですか?」などとひと言添えれば、好感度がアップします。


自分とは違う価値観に触れると、そのたびに驚きや発見があり、知識も増えます。「こんな考え方もあるのか!また視野が広がった」と捉えることで、楽しさを感じられるでしょう。その要領でいけば、これまで「つまらなくて苦痛だ」と感じていたさまざまな場面が、新しい意味をもち始めます。


苦手意識の多くは、「この人は自分とは違う」という気持ちからくるものです。しかし「違う」ことは「悪い」ことではありません。「違いは違いとして楽しむ」気持ちが大切です。


現実に人と接すると、ストレスが増えるのも確かです。苦手な人やウマの合わない人が相手ならなおさらでしょう。しかし、これをストレスにせず、プラスの経験にしていくことも可能です。そのために必要な姿勢とは「多様性を認めること」「自分から働きかけ自己開示していくオープンマインド」「自分に意識を向けすぎない」の3つです。


「会社=仕事の場」としてだけ捉えるのは、あまりにもったいないと私は考えます。一人で研鑽を積んでも、ビジネスマンとしての成長にはやがて限界が訪れます。「成績はよくても、人心掌握力はいまいちな人」で終わりがちなのです。逆に、さまざまな他者の価値観に触れ、「人的刺激」を多く受けた人は、能力も人望も兼ね備えた人材へと成長できます。ですから、一見ムダに思えるつき合いにも、ぜひ積極的に参加することをお勧めしたいと思います。


女性たちに気持ちよく役職を引き受けてもらうためには、「リーダーとして引っ張る」という文脈ではなく、「サポーターとして面倒を見る」という話法が有効です。具体的には「みんなの仕事が円滑に進むように下支えしてほしい」「部全体に目を配って働きやすい環境を整えてほしい」といった依頼の仕方。これであれば、女性も引き受けやすくなります。


男を動かすには肩書きと権力が一番です。ある男子に、「君は受付係のリーダーだ。しっかり責任を持ってくれ」と依頼しました。その時の彼の表情は、いまだに忘れられません。みるみる「働く男の顔」になっていき、周囲にキビキビと指示を出して働き始めたのです。このように、男をリーダーに任命するのは効果的なだけでなく、実に簡単です。


男性はやはり仕事の自慢話が好きです。女性はあえてそこを引き出し、聞いてあげるくらいの気持ちも必要です。逆に男性は自慢話に終始しすぎないよう気遣い合えば、気持ちのよい席になるのではないでしょうか。


最近は男性も泣く時代ですが、男女かかわらず相手が泣いたら、感情に巻き込まれず、黙ってティッシュを差し出して待つぐらいの余裕が必要でしょう。


男性上司は女性部下の結果だけを見ていきなり怒ったり、ネガティブチェックから入らないこと。怒鳴るのは論外です。まずは「大変だったね」などとプロセスに目を向ける。語尾に「ね」という「共感のひと言」を加えることもテクニックのひとつです。


女性はまず感情的になって「私は悪くない」と言い訳し、いかに頑張ったかというプロセスから説明しようとしがちです。でも事実と感情を分け、男性にはスパッと結果から言うべきです。


『会社のルール 男は「野球」で、女は「ままごと」で仕事のオキテを学んだ』という本があります。野球では上の言うことは絶対で「バントしろ」と言われたらバントする。自分はホームランを打てなくても、チームが勝ったらそれでいい。勝つことを目的として手段は選ばないんです。一方、女性がやってきた「おままごと」は勝利に向けてというような結果も終わりもない。みんなでなんとなくその場を仲良くすること自体が目的です。これから伸びる人は、この両方のコミュニケーションを理解して使い分けられる人でしょう。


女性はにっこりすることが大切と小さなころから教育されている一方、男性は笑顔を見せないことが威厳を保つと思っている人も多い。でも、無表情だと「余裕のない人」と見られがちです。


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