亀山郁夫の名言 一覧

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亀山郁夫のプロフィール

亀山郁夫、かめやま・いくお。日本のロシア文学者、翻訳家。専門はロシアの文化と文学。栃木県出身。東京外国語大学外国語学部ロシヤ語学科卒業、同大学大学院外国語学研究科修士課程修了、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。天理大学外国語学部助手・講師・助教授、ソ連科学アカデミー世界文学研究所日本学術振興会派遣、同志社大学法学部助教授、東京外国語大学国語学部助教授・教授、東京外国語大学附属図書館長、東京外国語大学学長、名古屋外国語大学学長などを務めた。主な受賞に木村彰一賞、大佛次郎賞、毎日出版文化賞特別賞、プーシキン賞、読売文学賞研究・翻訳賞ほか。

日常の殻をほんのちょっと破ってみる。そこに、あなたの中に潜んでいるもう一人の自分を見出せるはずです。それを楽しむことが教養を高め、個性を磨くことにつながると思います。こういう冒険は何歳からでもできる。その先に、未知なる自分がいると信じています。


40代から教養力を高めるにはどうするか。私は「気にかけていながら遠ざけてきたもの」に挑む小さな冒険をお勧めします。「気にかけながら遠ざけてきたもの」への取り組みは、何でも構わないと思います。これまで聞いたことのないジャンルの音楽を聴く、見たいと思いながら見逃してきた名作映画を見る、憧れの楽器を手にする、自分史を書いてみる、等々です。


学生にもよく話しますが、教養は世界共通で、投資の負担も小さい最高のブランドです。仕事における交渉ごとなどでも、業務の知識や技術を持っているのが当たり前だとすれば、次に差となるのは人間性や信頼性です。これを表すのが実は、その人の教養の高さなのです。


40代で大切なのは、スキルよりむしろ教養力を高めることだと思っています。20代でも30代でも、人はそれなりの教養を身につけてきてはいます。しかし、ここでいう40代からの教養は、いわば「自分をよりよく変えていくための知的行動」。人間的な幅を広げていくための新たな基盤づくりともいえるものです。


40代に入ってわが身を振り返ると、「自分はこのままでいいのか」などと焦りや迷いが生じがちです。しかしその一方で、気力・体力・知力も充実し、人生の中では最も恵まれた年代でもあります。その充実期に足りないものがあるとすれば、50代以降に自分を伸ばすための糧を蓄える時間的、精神的な余裕がなかなか持てないことではないでしょうか。しかし、これは大きな課題です。私の経験から言えば、40代の生き方で50代が決まり、50代の生き方が60代を決めたという感触があります。働き盛りの一番忙しい時期に、プラスαの自分をどう再発見するか。これは後の人生を左右するとても大きな要素です。


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