久保田隆(経営者)の名言 一覧

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久保田隆(経営者)のプロフィール

久保田隆、くぼた・たかし。日本の経営者。「千代田化工建設」社長。茨城県出身。東北大学工学部化学工学科卒業後、千代田化工建設に入社。約8年間インドネシア駐在、海外第2プロジェクト本部プロジェクト部長、取締役、豪亜プロジェクト総室長、常務取締役兼執行役員、などを経て社長に就任。

私自身、カタールでのLNG(液化天然ガス)プラントの交渉では、現地側のトップとコーヒーを飲み、葉巻をくゆらせながら数時間は話し込んだものでした。ビジネス以外の話題に花を咲かせ、互いのことを理解し合えたからこそ、良好なパートナーシップを築けたのです。


日本人の能力は極めて高い。ただ、停滞しているのがコミュニケーション能力です。どれだけビッグデータ全盛となっても、文書やデータだけでは相手の顔までは分かりません。メールのやり取りばかりで、最近は言葉に面白さや味わい、つまり「艶(つや)」がなくなっているのが気になります。商談においても、冒頭で笑いのひとつでも取って、相手に自分という人間を理解してもらう必要があります。


日本人に必要なのが、リベラルアーツ、教養です。戦後の歴史教育のせいか、考え方や主張に軸がない。自国、そして相手の歴史を知らなければ、パートナーの文化や考え方を尊重しようと思ってもできません。


現地に溶け込めているかどうかは顔色を見ればすぐに分かります。異文化の中に飛び込んでハツラツと前向きに働く者もいれば、「面白くない」と腐ってしまう者もいる。日本でそれほど評価されていない人物が、海外で輝くケースもよくありました。そうした胆力を持つ人材ほど、次はプロジェクトリーダーとして力を発揮するものです。


インドネシアに駐在したときに実感したのは、相手の文化を尊重し、相手の視線でモノを考え、伝えることの大切さです。日本人同士なら、使い慣れた専門用語だけである程度は意思疎通できるし、「ポンチ絵」を描けば設計の意図が伝わります。しかし海外ではそうはいきません。技術や設計の本質を理解したうえで、明確で単純な言葉で表現しなくては、言いたいことが伝わらない。


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