中野淳一の名言 一覧

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中野淳一のプロフィール

中野淳一、なかの・じゅんいち。日本の経営者。野村不動産ホールディングス社長。大学卒業後、野村證券に入社。同社で社長を務めたのち、野村不動産ホールディングス社長となる。首都圏に経営資源を集中し、伸び悩んでいた同社を急成長させた。無印良品を展開する良品計画の社外取締役なども務めた。北海道生まれ

より多くの社員に挑戦と達成の場を与えることでのみ人材は育つものと思います。その人材が会社を引っ張っていきます。社員の自己表現の場が増えるということは、会社の成長そのものなのではないでしょうか。


私は、社員に仕事を通じて自己表現する場を与えることを重視してきました。自己表現とは、自己が責任者となり、自分の考えで仕事を進めることです。新事業に熱中するのは自己表現のひとつです。


いま、いろいろな意味で、成果主義が話題になっています。私は欧米流の実力主義を否定はしませんが、報酬以外の要素を軽視しすぎると、手痛いしっぺ返しを食らうのではないかと心配でなりません。ボーナスだけで社員の働きに報いるような単年度成果主義では、いずれ行き詰るでしょう。


日本語で適当な言葉が見つからなかったので「エンスージアスト(熱意ある者)」と私は呼んでいます。そういう人たちが得ている現場の実感は、次第に社内に伝播していき、社員の一割くらいに広がると瞬く間に多数派になるようです。組織というものは、新しいことに拒否反応を示します。だからこそ私は、現場にいる社員の応援団を務めてきたのです。


本当に将来の収益源に育つものなのか、十分な判断材料がない段階でも、経営者はなんらかの決断をしなければなりません。そんなとき、私は「社員の熱中度合い」を判断基準としてきました。市場に最も近いところにいる社員が、ビジネスの芽になりそうな動きを嗅ぎつけてくる。そして、その動きを取り込んだ事業を組み立てようと、夢中になって仕事をしている。


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